住之江競艇場(ボートレース住之江)はトップの人気を誇るレース場

住之江競艇場(ボートレース住之江)はトップクラスの人気があるレース場として競艇ファンの間では知られています。そのためファンの間では「ボートレースのメッカ」、あるいは「ボートレースの聖地」と呼ばれることも。その理由として、
レースの中でも一番グレードの高いSG競争の開催数が最も多い。
住之江競艇場をホームにする競艇選手(大阪支部)は実力・人気を兼ね備えており、SG覇者は6名も在籍!
近畿圏では唯一ナイターを開催、などが挙げられます。
競艇にどっぷりハマるにはとても良い環境と言えるでしょう。遠くに住まれている競艇ファンにとって一度は訪れたい場所ですよね。 。 その住之江競艇場について詳しく見ていきたいと思います。
目次
住之江競艇場(ボートレース住之江)のコース

住之江競艇場は淡水のプール(川や海に面していない)で、工業用水と雨が利用されています。
淡水は海水のように浮力がそこまでありません。
その点から体重差が影響しやすいので選手の体重は注目しておくべきポイントです。
なぜ水質が硬いのかというと、工業用水は不純物が少ないため。
そして選手がよく口にするのが「乗りにくい」というコメントです。
乗りにくいというのはそのままの意味で、ボートが操縦しづらいと思ってもらえれば良いと思います(ただし選手によって解釈は違うようです)。
住之江競艇場(ボートレース住之江)のレース展望
住之江競艇場はセンターポールから1マークの振り幅が小さいため、1コースの選手はまっすぐ進むだけでたどり着け、そのままターンすれば1着になる確率は非常に高いです。
反対に6コースからは遠く不利といえます。
しかし2マークでは逆転も起きることが多々あり、1コースのみで予想することは早計です。
住之江競艇場はコンクリート護岸なので、スタート時に起きた波が2マーク付近に近づいたときのタイミングと重なって複雑になるためです。
近畿圏では唯一ナイターを開催しているのも住之江競艇場の特徴でしょう。
昼の2時半から夜の9時までオープンしているので、仕事帰りに立ち寄る人もいらっしゃるようです。
また、ナイターは昼間のレース運びとはまた一味違うので最近ナイター観戦も人気になっています。
昼とは違い気温が低くなっているのでエンジンの噴かしも違い、またライトによって波が光るので若干苦手とする選手もいるようです。
こうしたポイントなども予想していくとナイター観戦は面白く感じるのではないでしょうか。
住之江競艇場(ボートレース住之江)が開場した経緯
住之江競艇場は元々同じ大阪にあった狭山競艇場が1956年4月に閉鎖されたため新設移転された競艇場です。
そして同年6月19日に開場し、今日に至るまで数多くの名勝負を繰り広げてきた競艇場なのです。
住之江競艇場(ボートレース住之江)を運営する企業
施設の保有ならびに運営を行っているのは南海鉄道グループの「住之江工業株式会社」です。
施設管理やイベントなどの企画・開催、広報活動などを行っています。
また、周辺の不動産の賃貸も行っており、地域活性化を掲げ、より発展を目指しています。
住之江競艇場(ボートレース住之江)で開催される主要レース

例年7月に「太閤賞」、そして10月には「高松宮記念特別競走」(いずれもG1)、企業杯としては「アサヒビールカップ(G3)」が開催され、盛り上がりを見せています。
その他にはルーキーシリーズ戦の「飛龍賞競争」と「ダイナミック敢闘旗」が隔年で開催されています。
また、ヴィーナスシリーズの「モーターボートレディスカップ」とレディースカップ「大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」も行われています。
そして季節に行われるレースとして、正月の「全大阪王将戦」、ゴールデンウィークは「ラピートカップ」、お盆は「大阪ダービー摂河泉競走」が行われています。
住之江競艇場(ボートレース住之江)ではSG競争も多く開催
住之江競艇場は1961年から現在に至るまで毎年SG競争が開催されており、なおかつ全ての競争が行われている競艇場です。
そして競艇ファンが一番の盛り上がりを見せる賞金王決定戦はここ、住之江競艇場で最も多く開催されています。
住之江競艇場(ボートレース住之江)の所属選手
競艇選手は競馬の騎手と同じように各地の競艇場へ所属して活動します。
選手は全国各地にある支部の中から好きなところへ所属が出来ます。
住之江競艇場は「大阪支部」となり、全国にある支部の中でも実力・人気が非常に高いです。
所属選手は100名を越え、若手や女子選手も多く所属しています。
また、SG覇者は6名在籍しており、まさに強者が集まる支部といってもよいでしょう。
住之江競艇場(ボートレース住之江)の所属選手
大阪支部でSG覇者を含めた有名な選手がこちらです。
- 松井繁選手
- 田中信一郎選手
- 太田和美選手
- 丸岡正典選手
- 湯川浩司選手
- 石野貴之選手
- 鎌倉涼選手
住之江競艇場(ボートレース住之江)へのアクセス
住之江競艇場の最寄り駅は地下鉄四つ橋線の「住之江公園駅」です。
なんば、梅田からとてもアクセスがよく、「西梅田駅」から直通で20分。
「なんば駅」からであれば直通15分と手軽に行けます。
車でも大丈夫です。
専用駐車場が2ヶ所あるので心配はいりません。
また、住之江競艇場へ入場料するためには100円が必要なので、ゲートに投入して入場をしましょう。
住之江競艇場(ボートレース住之江)の観戦席

住之江競艇場ではいくつかの観戦エリアがあり、場所によっていくつもの見方が可能です。
また3~4Fは有料席になっておりシングル用からグループ用まで豊富に揃っています。
より集中してレースを見たい方、あるいはグループで楽しく観戦したいなど、目的によって選ぶことが出来ます。
1~2Fは迫力あるレースが見られる
1Fには「南スタンド1マーク前」や「ふらっとデッキ」と呼ばれる観戦席があります。
南スタンド1マーク前はその名の通り、1マークが目の前にある席で間近で音を感じられる迫力が魅力です。
一方ふらっとデッキは、グループでくつろげる観戦席です。
ビールやおつまみなどを堪能しながらレースを楽しむことが出来ます。
2Fは高い位置からレースを見ることが出来るので、全体像を見たい方にはおすすめです。
投票所や売店もあるので予想をしながら小休憩も出来ます。
また、有料席の受付もあるので余裕があれば予約をするのもいいかもしれません。
3~4Fはゆったり見られるシートもあり
3F、4Fは全て有料席です。
シングルだと1000円の「エコノミーシート」から2500円の「Mシート」や「Sシート」が選べ、ペアシートやグループルームも充実しています。
ただしMシートとふらっとルームでは水面を見ることが出来ないので注意をしてください。
ゆったりくつろいで観戦したい方はMシートやSシートを。
とにかく一人でレースだけを楽しみたいのであればエコノミーシートでも十分だと思います。
ただし、エコノミーシートのみモニターがついていません。
他のレースも見たいという方はBシート、Aシートなどを選ぶと良いでしょう。
住之江競艇場(ボートレース住之江)についてのまとめ
- ボートレースのメッカと呼ばれる人気の競艇場
- 水質は淡水でレースは逆転も見込める
- 近畿圏では唯一ナイターが開催されている競艇場
- 実力と人気を兼ね備える大阪支部
- 繁華街からもアクセス良好
住之江競艇場は競艇ファンならば一度は訪れたいまさに「聖地」だと思います。
観戦席も色々と種類があり食事もおいしいようです。
終日、競艇づけになるのもいいかもしれません。
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