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PG1「ヤングダービー」は30歳未満の若手競艇選手が出場!勢い余ってフライング多発?!

PG1「ヤングダービー」は30歳未満の若手競艇選手が出場!勢い余ってフライング多発?!

次世代のスター選手となるような選手が出場するヤングダービー。

PG1レースのヤングダービーは30歳未満の若い競艇選手(ボートレーサー)に出場権があります。

パワー溢れる若い選手が参加するため過去には勢い余って3艇がフライングを起こし、約5億円の舟券返還が起きました。

今回はPG1レースのヤングダービーにの概要から予想のコツ、フライングが起きたレースまで紹介します。

目次

PG1「ヤングダービー」とは?

ヤングダービーは30歳未満の若手競艇選手(ボートレーサー)が出場するPG1レースです。

かつて存在したレースの新鋭王座決定戦競走からの流れで、共同通信社が後援して優勝杯を提供していることが特徴。

この新鋭王座決定戦競走は1986年12月12日から2013年9月23日まで行われていました。

2014年からリニューアルされて出場条件はデビュー6年未満の選手から、30歳未満の選手に変更されました。

ヤングダービーは最大16回出場することができます。

男性だけではなく、女子競艇選手(女子ボートレーサー)も出場することが可能であることも新鋭王座決定戦競走とは異なる点です。

ヤングダービーは9月中旬から9月下旬にかけて、秋のレースとして開催されます。

こちらではヤングダービーの出場条件と優勝賞金、開催スケジュールを確認しましょう。

PG1「ヤングダービー」の出場条件と選出除外条件は?

ヤングダービーはPG1レースなので出場条件と選出除外条件が一般競走よりも厳しいことが特徴です。

さらにヤングダービーは年齢制限があり、開催年9月1日時点で30歳未満の選手が対象になります。

選考期間は開催前年の7月1日〜開催年の6月30日までです。

【出場条件】

  • 前年度優勝者
  • イースタン・ウエスタンヤングの優勝者
  • 選考期間内勝率が上位の選手

【選出除外条件】

  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合
  • 選考期間内の出走回数140回未満の選手
  • 選考期間内の事故率0.40以上の選手
  • スタート事故による選出除外となるPG1・G1・G2の罰則期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合
  • イースタン・ウエスタンヤングの優勝戦でスタート事故を起こした場合
  • 負傷・病気・出産等により出場を辞退した選手
  • 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手

イースタン・ウエスタンヤングはヤングダービーのプレシリーズ。

ヤングダービー前に選手のスキルを知っておきたいのであれば、イースタン・ウエスタンヤングからチェックしておくことをおすすめします。

PG1「ヤングダービー」の優勝賞金は?

ヤングダービーの優勝賞金は1,100万円です。

新鋭王座決定戦競走の優勝賞金は副賞含み1,000万円だったので、ヤングダービーで100万円の増額になりました。

PG1の優勝賞金はクイーンズクライマックスを除き一律1,100万円です。

PG1「ヤングダービー」の開催スケジュールは?

ヤングダービーの開催スケジュールは通常の6日間開催と同じです。

  • 初日〜4日目:予選
  • 5日目:準優勝戦(得点上位者18名)
  • 最終日:優勝戦(準優勝戦各1着、2着の計6名)

また、ヤングダービーの初日にはドリームレースが行われます。

ヤングダービーでは選出上位6名で枠番も選出上位順になります。

PG1「ヤングダービー」の歴代優勝者を振り返る!

続いては、PG1「ヤングダービー」の歴代優勝者を振り返っていきましょう!

  • 第7回2020年びわこ競艇場:磯部誠選手
  • 第6回2019年三国競艇場:永井彪也選手
  • 第5回2018年浜名湖競艇場:関浩哉選手
  • 第4回2017年蒲郡競艇場:中田竜太選手
  • 第3回2016年常滑競艇場:松田大志郎選手
  • 第2回2015年尼崎競艇場:松田祐季選手
  • 第1回2014年戸田競艇場:桐生順平選手

歴代優勝者を見ると現在は中堅レーサーとして活躍している競艇選手(ボートレーサー)が多いですね。

特に第1回2014年に戸田競艇場(ボートレース戸田)で行われた際優勝した桐生順平選手。

第1回大会で優勝した桐生順平選手
第1回大会で優勝した桐生順平選手

桐生順平選手は新世代ターン巧者と呼ばれています。

SG・PG1でも多くの優勝経験がある桐生順平選手はヤングダービーでも優勝しました。

桐生順平選手のように今後も継続して活躍するであろう選手が出場します。

ヤングダービーは、若くて伸びしろがある競艇選手(ボートレーサー)をチェックする機会にもなりますよ!

PG1「ヤングダービー」はモーター性能をチェックして予想を行おう!

ヤングダービーではモーターに注目
ヤングダービーではモーターに注目

ヤングダービーは30歳未満の競艇選手(ボートレーサー)が出場できるレースです。

そのため、選手同士スキルの差が大きく出るということはなかなかありません。

そこで、ヤングダービーで予想する際にはモーター性能をチェックしましょう。

若い選手は差しよりまくりが決まりやすいと言われています。

  • 差し:テクニック
  • まくり:パワー

パワーで決まるまくりにはモーターの性能が重要です。

出走表に書かれているモーターの値は高いほど性能が良いと言われています。

50%を超えたら優良モーター。

3コース・4コースからのスタートでまくりを決められそうな選手がいれば、モーターの性能を必ずチェックしましょう。

PG1「ヤングダービー」は2014年の第1回が忘れられないレース!5億円の返還?!

波乱が起きた第1回大会
波乱が起きた第1回大会

まだまだ歴史が浅いヤングダービーですが、思い出深いレースとなったのは2014年に行われた第1回大会です。

出走順は以下の通りでした。

  • 1号艇:峰竜太選手
  • 2号艇:渡邊雄一郎選手
  • 3号艇:長尾章平選手
  • 4号艇:桐生順平選手
  • 5号艇:土屋智則選手
  • 6号艇:黒井達矢選手
第1回大会の結果
第1回大会の結果

初のヤングダービーにも関わらず、錚々たるメンバーが優勝戦に並びました。

しかし、レースはイン3艇がフライングにより失格で舟券返還となりました。

向かい風は4mと強いレース。それがフライングの原因かもしれません。

返還額は5億9663万100円と多額です。

3連複・拡連複も不成立となってしまい、ある意味歴史に残るレースでした。

まとめ:PG1「ヤングダービー」で伸びしろがある選手をチェック!次世代のスターは誰だ!

ここまでPG1レースのヤングダービーについて紹介していきました。

30歳未満の若くて勢いがある競艇選手(ボートレーサー)が出場するためパワフルなレースをみることができるかもしれません。

血気盛んな若い選手が出場するため、勢い余ってフライングを起こす場合もあります。

熱いながらも冷静でスキルのある選手を見極める力が必要となるでしょう。

また、パワーがある若い選手にはモーター性能も高いことがマスト。

ヤングダービーで予想する際には選手だけじゃなく、モーター性能も必ずチェックしましょう。

春花
春花
競艇初心者ですが調子が良く、現在ハマっています!
競艇で稼いだお金は大好きなテーマパークに貢いでいます。
今後も競艇を楽しみながら本気でビッグドリームを掴みたいと思っています。
競艇の魅力を記事に書いていきますのでよろしくお願いいたします。

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