ボートレース(競艇)で使われる安定板がレースに与える影響!安定板をつけるとインコースが有利になる!
皆さんはボートレース(競艇)で悪天候時に着用する安定板使用のレースを見たことはありますか?
安定板を使用したレースは通常とは異なり、予想が難しくなると言われています。
そこで今回は安定板を使用したレースの予想のコツやレースに与える影響など詳しく紹介します!
目次
ボートレース(競艇)で使われる安定板って何?キャビるとはどういう意味?!
ボートレース(競艇)で使われる安定板についてご存知でしょうか。
安定板とは、荒天時や波が高い時に装着されるもの。
取り付けることでボートが安定します。
ここではは安定板の装着基準や効果についてみていきましょう。
ボートレース(競艇)で安定板を使用する時にはアナウンスがある
ボートレース(競艇)で安定板を使用するにはアナウンスがされます。
ボートレーサー(競艇選手)が勝手に安定板を使ったり、レース後安定板を使用していたと後から知らされたりといったことはありません。
生中継やテレビ放送がされる場合も、きちんと安定板に対するアナウンスがされます。
安定板を装着するには開催時の選手代表と競技委員長と話し合いが行われて決定がされます。
そのため、安定板の装着が決まったら参加するボートレーサー(競艇選手)全員が装着します。
また、実際に安定板が装着されるレースは1年間のうち10日程度です。
ボートレース(競艇)で安定板をつける事故以外の効果は?
安定板の一番の効果は事故防止ですが、それ以外にも効果があります。
それはモーターがキャビるのを防止するため。キャビるとはキャビテーションという意味で、水の中の気泡によってプロペラが空転状態になり減速することを言います。
プロペラの回転が命とも言われるボートレース(競艇)ですがキャビるとレースの状況が一気に変わってしまいます。
安定板をつけることでプロペラが空回りしないようになるのです。
ボートレース(競艇)で安定板を付ける条件とは?
ボートレース(競艇)で安定板をつけるには条件があります。
- 風速
- 波高
- 潮位
これらを総合的に踏まえて審判長・競技長が判断します。
そのため荒天の時でも安定板を使わないということを判断される可能性もあるのです。
レース前に事前にチェックすることが必要ですね。
ボートレース(競艇)での安定板とレースの中止について
荒天の時は条件などを考慮して安定板が使われることがあります。
しかし安定板をつけても危険と判断された場合はボートレース(競艇)自体が中止になることもあるのです。
ボートレース(競艇)は屋外のレースなのでしょうがないですね。ボートレース(競艇)の中止は会場の主催者が判断します。
レースの中止に対する具体的な基準はなく、ボートレーサー(競艇選手)や来場するお客様のためにレース中止となることがあるようです。
また、台風暴風警報が発令された時は直ちにレースが中止になります。
レースの中止は雨の強さよりも、風の強さで決まることが多いようです。
中止になったレースの舟券は返金されます。
ボートレース(競艇)では、スタート時の出遅れや欠場の場合にも舟券は返金されるので安心ですね。
返金が対象となった場合は舟券を捨てずに、発表を待って払い戻し窓口に向かいましょう。
ボートレース(競艇)で安定板をつけるとレースはどう変わる?
ボートレース(競艇)で安定板をつける際のレースへの影響を紹介していきます。
舟券を予想する時に大変重要なものになりますので、しっかりと学んでおきましょう。
ボートレース(競艇)で安定板をつけるとインコースが有利になる
安定板をつけると伸びが弱くなるためインコース有利のレースになりやすいです。
後ほど紹介をしますが、安定板をつけるとまくりが決まりにくくなります。
そのため、アウトコースよりもインコース有利のレースになるのです。
しかし、安定板をつけるということはかなりの悪条件ということ。
ボートレーサー(競艇選手)のスタートの勘も鈍りますし、旋回の難易度は高くなります。
インコースの艇が出遅れたりすれば、アウトコースの勝率も高くなります。
安定板をつけると、まくりや差しが決まりにくくなるためインコースが有利になりやすいという知識は入れておきましょう。
ボートレース(競艇)で安定板をつけるとモーター性能の差が大きくなる
安定板をつけるとモーター性能の差が大きくなります。
悪天候の状態で安定板をつけることで水面の抵抗が影響して、モーターの性能で差が出るということですね。
通常のレースでもモーター性能で勝敗が分かれることがありますが、安定板をつけることでよりモーターの性能の差がでます。
出走表データより、モーター性能を確認しましょう。
ボートレース(競艇)で安定板をつけるとレースが荒れやすくなる
安定板をつけるとレースが荒れる傾向があります。
基本的には安定板をつけることでインコースが有利になりやすいですが、インコースのボートレーサー(競艇選手)の階級が低い時は予想が荒れやすいです。
そもそも階級が低いボートレーサー(競艇選手)は荒天に慣れていないため、インコースであってもレースを有利に持っていきにくいのです。
さらにアウトコースにベテランの階級が高いボートレーサー(競艇選手)が入っている状態だと、余計に予想が難しくなります。
安定板をつけたからインコース有利という安易な予想は控えましょう。
ボートレース(競艇)で安定板とつけるとまくりが決まりにくくなる
安定板をつけるとスピードが落ちる傾向があるため、まくりが決まりにくくなるという特徴があります。
しかし、単純にアウトコースが不利になるわけではありません。
悪天候という条件は同じなので、インコースのボートレーサー(競艇選手)が普段のように走れずまくられるということもあります。
体重の重いボートレーサー(競艇選手)のまくりが決まりやすいということもあるようなので、ボートレーサー(競艇選手)の体重もレース前にチェックすることをおすすめします。
まとめ:ボートレース(競艇)で安定板を使うとレースへ影響が出るため確認が必要!
ここまでボートレース(競艇)で悪天候時に使用する安定板について紹介していきました。
安定板をつけることで、少なからずレースに影響が出ます。
まくりが決まりにくくなることからインコースが有利になりやすいということもありますが、悪天候という条件からどのようなレースになるのか予想が難しくなります。
単純に安定板をつけたからインコースが有利という予想を行うよりも、出場するボートレーサー(競艇選手)の情報やモーター性能を確認して、通常よりもしっかりと予想を行いましょう。
安定板をつけた悪天候のレースでは予想も荒れやすいため、大穴も狙えるかもしれません。
- 春花
- 競艇初心者ですが調子が良く、現在ハマっています!
競艇で稼いだお金は大好きなテーマパークに貢いでいます。
今後も競艇を楽しみながら本気でビッグドリームを掴みたいと思っています。
競艇の魅力を記事に書いていきますのでよろしくお願いいたします。