「3連単マルチ」とは?競艇には不向き!?舟券をマルチ買いをするときの注意点や買い方を解説!

「3連単」は1着・2着・3着の組み合わせを着順通りに当てる買い方ですが、「組み合わせは合っているのに順番が違って外れてしまった!」という悔しい思いをすることがありますよね。
そんな時、「3連単マルチ」だと順番違いをカバーできるというメリットがあるため、競馬ではよくされている買い方です。
しかし!残念ながら「3連単マルチ」は競艇には不向きだと言われています。
その理由や、競艇で「3連単マルチ」の買い方をする方法や注意点などをご紹介します!
目次
「3連単マルチ」とは?
「3連単マルチ」とは、「流し」の買い方を応用したもので、必ず3着以内に入ると予想した軸艇と、その相手を選んで順番違いの組み合わせも買うことを言います。
主に軸艇を1艇にする「1艇軸マルチ」と、軸艇を2艇にする「2艇軸マルチ」という買い方があります。
たとえば、「1号艇を軸にして、2~3着は2・3・4号艇になりそう」というように、1艇軸で相手が3艇の予想した場合、以下のような買い方をします。
- ①→2・3・4→2・3・4(6通り)
- 2・3・4→①→2・3・4(6通り)
- 2・3・4→2・3・4→①(6通り)
しかしここで気になるのが点数の多さ。
上記の買い方だと、18点分購入することになります。
これが、「3連単マルチ」は元々配当が低い競艇には向かない買い方だと言われる理由です。
競艇の「3連単マルチ」の買い方は何通り?
競艇は1レースにつき6艇出走するので、1艇軸と2艇軸だと以下のような組み合わせになります。
1艇軸の場合
- 【相手が2艇】6通り
- 【相手が3艇】18通り
- 【相手が4艇】36通り
- 【相手が5艇】60通り
2艇軸の場合
- 【相手が1艇】6通り
- 【相手が2艇】12通り
- 【相手が3艇】18通り
- 【相手が4艇】24通り
上の数字を見てお分かりの通り、1艇軸だと点数が多くなりすぎてしまうので、競艇で「3連単マルチ」の買い方をする場合は2艇軸にした方が良いと言われています。
しかし、先ほども述べたように、競艇は元々の配当が高くないため2艇軸マルチで買ったとしてもトリガミになる可能性が高いということを覚えておいてください。
「3連単マルチ」と「3連単ボックス」との違い
一見、「ボックス買いと同じでは…?」思われがちですが、決定的な違いは軸艇が入るパターンのみ買うので、ボックス買いよりも点数が少なくなることです。
たとえば、「1・2号艇を軸にして、2~3着には3・4号艇が入りそう」というように、2艇軸で相手が2艇の予想したとします。
すると「3連単マルチ」だと12通りになるのに対し、「ボックス買い」だと24通りになります。
【3連単マルチの場合】12通り
- ①→②→3・4(2通り)
- ①→3・4→②(2通り)
- ②→①→3・4(2通り)
- ②→3・4→①(2通り)
- 3・4→①→②(2通り)
- 3・4→②→①(2通り)
【3連単ボックスの場合】24通り
- ①・②・3・4→①・②・3・4→①・②・3・4(24通り)
ボックスは全ての組み合わせを買うことになるので軸を選ぶことができませんが、マルチでは自信のある艇を軸に設定することができるということになります。
競艇での「3連単マルチ」の買い方
「3連単マルチ」の買い方に対応したマークシートやインターネット投票は競艇(ボートレース)では存在しません。
よって、もし「3連単マルチ」の買い方をする場合には、「ボックス」や「流し」を組み合わせて購入することになります。
競艇が「マルチ買い」に対応していない理由は、前述の通り買い目の点数が多くなってしまうため買う人がほとんど居ないからだと考えられます。
まとめ:「3連単マルチ」は回収率が低く競艇では不向きな買い方
「3連単マルチ」は軸を決めて順番違いの買い方ができるため、競馬ではよくされていますが、そもそも配当が低い競艇には不向きな買い方だと言えます。
「3連単マルチ」にすると、どうしても買い目の点数が多くなってしまい、トリガミになる危険が高まるからです。
「競馬でよくやる方法だから、競艇でもやってみよう!」という軽い気持ちで買うと痛い目に遭う可能性が高いので、よく見極めてから、購入するようにしてくださいね!

- もちうどん
- 前までは当たらない宝くじを買いまくっていましたが…
競艇は当たりやすいと聞き、挑戦し始めました!
まだまだ初心者ですが、競艇で稼げるようになるのが夢☆