山崎智也選手引退!!引退理由は!?SG11回制覇も果たしたトップボートレーサーの、引退の背景に迫る【動画アリ】
2022年4月12日、山崎智也選手が日本モーターボート競走会に引退届を提出し、ボートレース界(競艇界)に激震が走った。
もう何年も気持ちが追いついていなかったようだ。
引退届を提出した事を高校時代からの友人で同級生の記者にリークしていて、友人や同期、先輩後輩思いの山崎智也選手らしい最後だ。
この記事では、山崎智也選手の引退について語っていく。
目次
山崎智也選手が電撃引退!?
2022年4月12日、「ボートレース界の貴公子・ライジングスター」と称された山崎智也選手が、日本モーターボート競走会に引退届を提出した。
理由については、
最近は勝っても楽しくない感じがしてた。
ずっと楽しいからやってた仕事だったんだけどね。
またやる気になる時が来るかもって続けてたけど、変わらなかったよ。
と話していた。
また、
思い出に残ってるのは2度目の賞金王かな。
初めてのダービー優勝も自分なりには残ってるけどね。
これからは見るとしても、娘(山崎小葉音選手)のレースを見るくらいかな。
とも語っている。
思い出となったレースは2015年12月23日住之江のSG第30回グランプリ(賞金王決定戦)だな。
昨日、ボートレース戸田(戸田競艇場)の「G1戸田プリムローズ解説66周年記念」で、山崎智也選手が欠場するという話は見ていたが、まさかこんな事になっていたとはな。
まさか引退とは…!突然すぎて衝撃を受けている…
山崎智也選手のプロフィール
- 登録番号:3622
- 生年月日:1974/03/11
- 身長:164cm
- 体重:55kg
- 血液型:A型
- 支部:群馬
- 出身地:群馬県
- 登録期:71期
- 級別:A1級
1992年にデビューし、1997年10月に開催された第44回全日本選手権でSG初制覇。
1998年5月には、地元ボートレース桐生(桐生競艇場)で開催された笹川賞で優勝。
その後SGタイトルを11度獲得し、名実共にトップレーサーとなる。
そして、2010年12月1日に、当時の女王であった横西奏恵元選手と結婚。
2011年5月には、笹川賞で夫婦揃ってドリーム戦メンバーに選ばれてファンを賑わせた。
最後にSGで優勝したのは2016年6月21日にボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で開催された「SG第26回グランドチャンピオン」だ。
長らくSG優勝から遠ざかっていたが、2022年までの6年間に心境の変化があったからこそ、今回の引退に踏み切ったのだろうか。
主な獲得タイトルは以下の通りだ。
- 1994年:デビュー初優勝(平和島競艇場)
- 1997年:SG全日本選手権優勝(唐津競艇場)
- 1998年:SG笹川賞優勝(桐生競艇場)
- 2003年:SG全日本選手権優勝(戸田競艇場)、「最高勝率選手」受賞
- 2006年:SG笹川賞優勝(戸田競艇場)、「優秀選手表彰特別賞」受賞
- 2007年:SG賞金王シリーズ戦優勝(福岡競艇場)
- 2010年:SG賞金王シリーズ戦優勝(BOAT RACE住之江)
- 2012年:SGグランプリ優勝(BOAT RACE住之江)、「最優秀選手・最多獲得賞金選手・記者大賞」受賞
- 2015年:SGボートレースオールスター(BOAT RACE大村)、SGグランドチャンピオン(BOAT RACE宮島)、SGグランプリ(BOAT RACE住之江)、「日本プロスポーツ大賞功労賞・最優秀選手・最多獲得賞金選手・記者大賞」受賞
- 2016年:SGグランドチャンピオン(BOAT RACE蒲郡)
また、ボートレース歴代通算獲得賞金ランキングでは、「生涯獲得賞金・25億9690万2205円」で第3位だ!
個人的には、2012年12月に横西奏恵選手が引退した直後のグランプリが忘れられない。
輝かしい成績だ!
人気競艇漫画「モンキーターンのモデル」にも選ばれていた!?
山崎智也選手は、競艇漫画「モンキーターン」のキャラである「潮崎俊也」のキャラクターモデルに選ばれている。
この「潮崎俊矢」というキャラクターは、群馬支部所属のA1級レーサーで「艇界の貴公子」とも呼ばれるルックスとSGを制覇するほどの実力から、女性ファンからの人気が高いキャラクターである。
まさに山崎智也選手だ!
さらに、山崎智也選手は「モンキーターン」の作者、河合克敏氏が以前書いていた「帯をギュッとね!」のファンであり、「モンキーターン」を愛読しているようだ。
作者である河合克敏氏も山崎智也選手のファンになったと公言している。
余談だが、パチスロ初代「モンキーターン」にはお世話になった。
「モンキーターン」で勝ったお金を山崎智也選手に賭けたりもしたな!
娘さんも競艇選手(ボートレーサー)としてデビューしている!
横西奏恵元選手の前夫との間に生まれた娘さんは、結婚する際に引き取っている。
そして、その山崎小葉音さんが2018年に競艇選手(ボートレーサー)としてデビューしている。
- 登録番号:5069
- 生年月日:2000年10月7日
- 身長:148㎝
- 体重:41kg
- 血液型:A型
- 支部:群馬
- 出身地:徳島県
- 登録期:123期
- 級別:B1級
山崎小葉音選手は、デビューする際に
小さい頃から母がテレビに映っていて、自然と目指すようになりました。
と話していた。
山崎智也選手が2012年にグランプリを制した時も観客席で見たいたようで、住之江で観戦していてモーター音が子守歌のようなものになり、自然な流れで競艇選手(ボートレーサー)を目指していたそうだ。
SG11回制覇の父、SG制覇に最も近いと言われた母、ボートレース界最強の親を持つ山崎小葉音選手の今後に注目したい!
まとめ:山崎智也選手お疲れ様!
引退が受理された時、「BOAT RACEオフィシャルウェブサイト」から選手ページが消されてしまうので画像を撮って保存した。
思い出として撮っておきたい人は早めに撮っておくといい。
思えば、娘の山崎小葉音選手がデビューした際、
引退しようかと思ってたけど小葉音もデビューしたし、もう少しやる。
と言っていた。
もうあの頃には、気持ちが追いついていなかったのだろう。
今はただお疲れ様と言いたい!
今後は、山崎智也選手が見るであろう山崎小葉音選手のレースをファンとして見続けるだろう。
本当に輝かしい戦歴だ!山崎智也選手がいないボートレース寂しくなるな…
- 湘南テルオ
- 競艇の記事を書き初めて1年目の新米ライター。
分かりやすくをモットーに競艇場のお得な情報をお届け。
趣味はスポーツと食べることで休みの日は常に出かけたりするアクティブ派。
地元湘南大好き。