検索

【あの人は今】引退したボートレーサーは現在何をしている?現在の職業まとめ!

【あの人は今】引退したボートレーサーは現在何をしている?現在の職業まとめ!

プロのボートレーサーとして活動し、引退された後はみなさん何をしているのでしょうか?

今回は現役時代に華々しい成績を残した有名選手のその後や、当時成績は振るわなかったものの現在ユニークなことをされている10人のボートレーサーを紹介します!

目次

植木通彦:ボートレースアンバサダー

ボートアンバサダーに就任した植木通彦元選手
ボートアンバサダーに就任した植木通彦元選手

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1968年4月26日
  • 身長:165cm
  • 体重:51kg
  • 出身地:福岡県
  • 登録期:59期
  • 通算勝率:7.58
  • 通算獲得賞金:2,261,842,369円
  • 【関連リンク】

植木通彦元選手は1986年に福岡競艇場でデビューしました。

その3年後、桐生競艇場で転覆した際に後続艇のプロペラに巻き込まれ、顔面付近に75針をも縫う大怪我をしてしまったのです!

しかし復帰戦を、わざわざ大怪我を負った桐生にて行ったことから「不死鳥」と異名がつけられるようにもなったようですね。

僕ならいくらお金積まれても怖すぎてそんなことできないですよ… そんな「艇王」とも呼ばれる植木さんの生涯獲得賞金は22億6184万2369円

22億って…豪邸いくつ買えるんですか!?

事故を起こした選手が復帰をする際は、たいてい事故現場の競艇場を避けるのにすごいな…

いつ引退した?理由は?

2007年7月18日にボートレーサーとして最後のレースを走り、引退されました!

桐生で先述の事故があったのちに東京都のホテルで行われた祝賀会にて

今回の引退は、桐生での事故の後、これからどうしようかと考えたときに、桐生のみなさん、そしてお世話になったみなさんのためにも『20年間、命を懸けて走ろう』と決心しました。

そしてその20年が来ました……

と話しました。

現在は何をしている?

引退後はモーターボート競走会に関わる仕事をされていたようです!

経歴は以下のようなものです。

  • 2008年4月から 日本モーターボート競走会の理事職や執行委員(競艇選手育成機関のやまと学校を担当)
  • 2012年4月1日から やまと学校校長
  • 2017年4月から やまと学校特命担当
  • 2018年6月から BOAT RACE振興会 ボートレースアンバサダー

こうしてみてみるとボートレースへの凄まじい貢献度が見えてきましたね!

競走会の理事から校長先生、アンバサダーも務めるなんて本当に競艇が好きなのが伝わってきます!

レーサーのお給料が高いのは有名だけど、こういった組織のお給料はどうなっているんだろうか…気になる…。

そして、職に就きつつも、ボートレース関連のTV番組やラジオに出演もなさっている活動的な方ですね!

山崎昭生:やまと学校の実技教官

実技教官に就任した山崎元選手
実技教官に就任した山崎元選手

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1959年11月17日
  • 身長:162cm
  • 体重:51kg
  • 出身地:香川県
  • 登録期:51期
  • 通算勝率:6.24
  • 通算獲得賞金:1,220,082,777円

山崎昭生元選手は1982年11月16日の丸亀競艇場にてデビューし、その競争で初勝利を飾りました!

その後38年間に渡ってボートレーサーとしてファンを楽しませ、2016年には通算2000勝を上げて名実ともに名レーサーの仲間入りを果たしました。

生涯の獲得賞金はなんと12億2008万2777円!

とんでもない額ですね…よだれが出てきました…!!

いつ引退した?理由は?

2021年の2月20日にGI四国地区選手権競走をラストランとして引退しました。

引退理由は明らかになっていませんが、還暦も迎えていたため、自身でも「そろそろ」という考えはあったのかもしれないですね。

現在は何をしている?

選手を引退後、山崎さんはボートレーサー養成所の実技教官として迎え入れられました。

以下、山崎さんのコメントです。

38年以上にわたりボートレーサーを続けさせていただき、多くのファンの皆様、関係者の方々に大変感謝しております。

これからは、実技教官という立場で業界に貢献できるよう、『礼と節』を重んじ、基本の反復と応用を通じて、現役選手とのレベル差を埋められるよう養成員を指導してまいります。

現役で輝かしい功績を残した山崎選手が教官になることで、後輩たちに伝えられるものは非常に大きなものになりそうです。

ボートレース界のこれからに期待ですね!

還暦を過ぎて引退したのにすぐに教官を務めるのは大変だなぁ…本当にすごいことだ!

土屋幸宏:マンスリーBOAT RACE編集長

新聞記者からボートレーサーに転身した土屋元選手
新聞記者からボートレーサーに転身した土屋元選手

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1984年1月12日
  • 身長:169cm
  • 体重:53kg
  • 出身地:宮城県
  • 登録期:109期
  • 通算勝率:3.29
  • 【関連リンク】

土屋幸宏元選手は2011年にデビューされた方で、先ほど紹介した芦村元選手と同期になります。

もともとは北海道新聞社で働いていた新聞記者とのことで、レーサーの中でも異色なキャリアですね!

25歳の時にボートレーサーになることを決意し、それからは会社に退職届を出したのち、「中途半端な気持ちじゃダメだ」と、体力アップのために毎日ジムに通ったそう。

非常に真面目な人柄が見受けられますね!

いつ引退した?理由は?

2019年にプロを引退されました。

引退の理由は明らかではないですが、成績が振るわなかったことや、ボートレース×新聞記者の経験を生かして現在のお仕事をしてみたかったことなどが考えられますね。

現在は何をしている?

現在はマンスリーBOAT RACEという競艇の情報誌の編集長を務めるほか、各地の競艇場での場内イベントや公式YouTubeへの出演を行っています!

また、チケットショップ市原などで舟券教室の講師としても活躍されているそうです。

競艇番組「ボートの時間!」に出演した際の動画はこちら!

全国24競艇場を攻略する本も出版しているぞ!興味がある人は要チェックだ!

曾根孝仁:お笑い芸人

お笑いの道を志した曾根元選手
お笑いの道を志した曾根元選手

プロフィールと戦績

曾根孝仁元選手は2003年11月12日に多摩川にてデビューしました。

もともと漫画「モンキーターン」の影響でボートレーサー試験を受け、40倍の倍率の中合格を掴み取りました。

いつ引退した?理由は?

しかし2020年6月にボートレーサーとしての人生に幕を閉じます。

これまでプロとして17年間に渡って昭和から令和のレースまで、合計334節、2,688回の出走を体験しており、引退した理由は昔からの夢を叶えるためでした!

現在は何をしている?

その夢とは、お笑い芸人になることであり、現在は芸能プロダクションタイタンの所属タレントとなっています!

YouTubeに動画をアップロードもしており、元プロボートレーサーであった経歴を生かしてボートレースの勉強会や予想を行っているようです。

ボートレーサーからお笑い芸人は初めて聞いたな!今後の活躍に期待だ!

芦村幸香:タレント、釣りガールインフルエンサー

タレントとして活動を進める芦村元選手
タレントとして活動を進める芦村元選手

プロフィールと戦績

芦村幸香元選手は2011年11月18日にデビュー。

2012年の11月19日に大村競艇場いて初勝利を収めました。

もともとモデルとして活動されていたことは有名ですが、それでも「ボートレーサーになる夢」が心に引っかかっていて、プロへチャレンジをしたそうです。

レーサーとしての腕前が目立って優秀だったわけではないですが、元モデルの美人レーサーとして非常に注目を集めていた選手ですね!

勝利数は18回とのことですが、それでも思ったより賞金は獲得なさってるんですね…!

いつ引退した?理由は?

2019年12月26日に下関競艇場9レースを最後に引退されました!

理由としては成績が伴わず、競艇場への斡旋保留がなされたことで事実上引退勧告をされてしまったためと考えられます。

彼女のInstagramでは「下手すぎて引退しました、チーン」と冗談半分に綴られています。

とはいえ、同じくボートレーサーである斎藤優選手と結婚されて、お子様も生まれているためそちらに専念するといったことも考えられますね!

現在は何をしている?

現在はオフィスアーツという事務所に所属しており、主にタレント活動をしているようです!

活動は地元である下関競艇場のYouTube中継で司会を担当していたり、各地の競艇場関連イベントに出演されているようです!

そんな中でもかなり釣り好きが高じて、2020年6月には「釣りガール公式インフルエンサー」に就任している様子。

個人のYouTubeチャンネルはないようですが、競艇番組「ボートの時間!」にも出演されていますね!

芦村元選手はTV出演などもしていたため、もともと知名度は高かったな!

米井里実:イラストレーター、ボートレース解説

イラストレーターを志した米井元選手
イラストレーターを志した米井元選手

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1991年10月25日
  • 身長:157cm
  • 体重:45kg
  • 出身地:東京都
  • 登録期:112期
  • 通算勝率:2.00
  • 生涯獲得賞金:25,006,000円
  • 【関連リンク】

米井里実元選は2013年5月19日の平和島でデビューし、翌年3月1日に多摩川で初勝利を収めました。

もともと運動神経抜群で、高校時代にはソフトボール部に所属しており、東京代表として全国準優勝までされたとのこと!

そんな彼女は東京生まれですが、2018年4月1日に結婚を発表され、沖縄に移住を始めました!

お相手は一般の方のようですね。

いつ引退した?理由は?

2021年5月8日にご本人のTwitterにて引退を発表されました。

最後のレースは2021年4月15日にボートレース多摩川で開催された「ヴィーナスシリーズ第2戦 是政プリンセスカップ」でした!

引退理由は、体力に限界を感じるようになり、精神的にも肉体的にもボートに乗ることが辛くなったとのことがきっかけのようです。

そこから「お客様のお金をかけていただく資格がない」と考えるようになり引退を決意したそうですね。

やはりうまくいかない時は自分で自分を責めてしまったり、ヤジが飛んできたりもすることでプレッシャーがかなりかかってしまうようですね…。

現在は何をしている?

そんな米井選手は現在イラストレーターとボートレース解説者として活動されています!

もともとイラストが得意だったため、現在はお絵描きムービークリエイターという肩書きで仕事をこなしており、YouTube上でもその一部を見ることができますよ。

そんな米井さんの引退された時に作られたイラストムービーがこちら!

こんなのみたら応援していたファンの方は泣いてしまうかもしれませんね…!

加えて、ボートレースの解説や、イベントなどにも出演されています。

やはり元ボートレーサーは引退後も競艇に関わる方が多いようですね!

今後も競艇に関わりながらも、得意な分野で頑張っていってほしいなぁ

古川舞:カフェ経営&Vtuber

北海道でカフェを経営する古川元選手
北海道でカフェを経営する古川元選手

プロフィールと戦績

古川選手は2005年11月18日のボートレース唐津にてデビューし、2年後の2007年10月16日の「日本財団会長杯"女祭り"」にて初勝利を飾りました。

彼女はやまと学校を卒業時に、北海道に居住していた女性レーサーとして注目を浴びたようです!

本来は大阪生まれで北海道出身ではないのですが、その点がさまざまなメディアやイベントで強調されすぎたことで、北海道が出生地と間違えられることが多いようですね(笑)

いつ引退した?理由は?

2020年4月14日にTwitterにて引退を発表されました。

2020年4月13日のボートレース平和島での一般選「第20回日刊ゲンダイ杯」がラストランとなっています。

引退理由は明らかではないですが、成績が振るわなかったことや、他にやりたいことがあってそちらを優先したことなどが考えられますね!

現在は何をしている?

リアル店舗系カフェ経営VTuber「はと森ハト」
リアル店舗系カフェ経営VTuber「はと森ハト」

現在は、育った地である北海道でカフェを経営しながらVTuber、「はと森ハト」として活動されています!

もともとボートレーサーとして活動しつつも休日はバンド活動でライブを行っていたようで、音楽が昔から好きだったんですね!

そんな彼女のデビュー曲はこちらで聴けます。

※動画が非公開になりました。

ちなみに好きな男性のタイプはサバイバル能力が高い人だそうだぞ!

ちなみに2022年2月現在、Twitterアカウントの削除またはID変更やYouTube動画を全て非公開または削除されています。

ただし、noteにはまだ古川選手が発信されたコンテンツが残っていました。

金光佑治:マッサージ屋「ほぐし屋KID」の経営

元プロボクサーの金光元選手(右)
元プロボクサーの金光元選手(右)

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1984年5月14日
  • 身長:162cm
  • 体重:51kg
  • 出身地:大阪府
  • 登録期:111期
  • 通算勝率:1.28
  • 通算獲得賞金:24,282,000円
  • 【関連リンク】

金光佑治元選手は、ボートレーサーになる前はプロボクサーとして活動されており、第22代日本ミニマム級王者という華々しい功績を残しています!

そこからレーサーに転向するとはなかなかの異色の経歴の持ち主ですね!

2012年11月19日のボートレース住之江でデビュー戦を行い、2016年6月23日の多摩川で開催された「関東・近畿・九州地区対抗戦マクール杯」で初勝利を飾りました。

勝利数はその1回のまま終わってしまったとのことで、プロボクサーとして王者に君臨するほどの運動神経を持ってしても競艇はそう簡単には勝ち上がれず、プロレーサーの厳しさを実感しますね。

ボートレーサーは給料が高いことで有名だけど、プロボクサーのファイトマネーもすごそうだなぁ…

いつ引退した?理由は?

2019年10月30日のボートレース住之江でラストランを行い引退されました。

引退理由は明らかでないですが、引退2年前ほどからリラクゼーション技術を学んでいたとのことで、成績が振るわなかったことに危機感を覚えていらっしゃったのかもしれないですね…。

現在は何をしている?

その後は、地元・大阪府堺市にリラクゼーションサロン「ほぐし屋KID」をオープンし、ボクシングとボートレースの2つのプロスポーツの経験を活かした施術をされているようです!

そんな金光さんはYouTubeチャンネルも開設されているので気になる方はご覧ください!

YouTubeではあの「絶対王者」松井繁選手と一緒に映っている動画もあります!

二つのプロスポーツを経験して、経営も行うとは…エネルギーをビシバシ感じるな!

山田達也:競艇バー「SnackBarMoo」の経営

バーの経営を志した山田選手(右)
バーの経営を志した山田選手(右)

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1986年5月26日
  • 身長:166cm
  • 体重:55kg
  • 出身地:大阪府
  • 登録期:107期
  • 通算勝率:2.68
  • 【関連リンク】

山田達也元選手は大阪支部所属の107期メンバーです。

同期ではないですが、一緒に写真に写っている109期の土屋元選手とは仲が良いようで、ライバル視をしているともおっしゃっていました。

いつ引退した?理由は?

2016年末にボートレース住之江で開催された一般選をラストランとし、現役を引退されました。

理由は明らかでないですが、「元へっぽこレーサー」と自称しており、成績が振るわなかったことからもボートレースの厳しさを知って引退されたのかもしれません。

現在は何をしている?

引退後は4年間ほどサラリーマンとして働いていましたが「雇われるのが向いていない」ということで、現在は地元・大阪にて「SnackBar Moo」というバーを経営されています!

そこではお酒を飲みながらボートレースができるようで、引退してもやはりボートレース自体は好きなことが伝わってきますね!

Twitterを覗いてみると、1万円チャレンジといってバーにて毎日予想大会を行っているようです。

楽しそうですね〜!

競艇番組「ボートの時間!」にもそのバーで舟券予想を行う様子が収録されていました!

動画を見ると気さくで優しそうな人柄が伝わるな!

【番外編】上瀧和則:日本モーターボート選手会選手会長

レーサーと選手会会長を兼任する上瀧選手
レーサーと選手会会長を兼任する上瀧選手

プロフィールと戦績

  • 生年月日:1968年5月20日
  • 身長:166cm
  • 体重:52kg
  • 出身地:佐賀県
  • 登録期:60期
  • 通算勝率:7.43

上瀧選手は実は引退した選手ではないのですが、少々特殊なケースなため、これも紹介しちゃいたいと思います!

上瀧選手は1987年5月に唐津競艇場でデビューし、その後も破竹の勢いで戦績を積み、1989年には年間最優秀新人に選出されたこともある選手です!

徹底したイン取りや冷酷なレース内容から「非情のワイルドボーイ」と愛称がつけられたそうです。

引退した?現在は何をしている?

実は上瀧選手は引退をしたわけではないのですが、2011年3月17日に日本モーターボート選手会の副会長に就任し、それ以降のレース斡旋を全て辞退しており、2012年6月26日には選手会長に就任しました!

選手会役員に就任した選手はレースに出走しないのが普通とされているのですが、上瀧選手は選手会長に就任したまま唐津で行われたお盆特選競争に出走しました。

現在では、2020年5月の下関の一般選を皮切りに現役レーサーとして、半年に8節程度の出走を予定しているそうです!

選手会会長兼プロボートレーサーという新しい試みがなされていて良い傾向だな!

まとめ:レーサーの引退後は好きなことに挑戦する人が多く、競艇は大好きなまま!

引退レーサーは成績が振るわなかったり、他にもやりたいことをやるために引退してしまうケースが多いようでした。

とはいえ、引退後は自分の好きなことをやりつつも競艇の仕事に関わっていらっしゃる方はたくさんいましたね!

お笑い芸人の曾根さんや、VTuberの古川さんなど今後の活躍が気になる選手もいました!

気になる方がいればみんなでぜひ応援していきましょう!

ふみきりくん
ふみきりくん
根は真面目でギャンブルなんてやったことない人生だったが、知り合いに競艇を勧められて一気にどハマりした。
一攫千金を夢見て、日々競艇を勉強する毎日!
今はもうお金しか見えていない。

合わせて読みたい記事