遠藤エミ選手が女子選手初のSG制覇！ボートレース（競艇）の歴史に新たな1ページ！【動画アリ】

遠藤エミ選手のプロフィール

SG「ボートレースクラシック」最終日12R・優勝戦

遠藤エミ選手は、予選6戦3勝、2着1回、3着2回で予選をトップ通過。

準優勝戦を1着で締め、寺田千恵選手、横西奏恵元選手に続いて史上3人目のSG優出だ。

そして、最終日12R・優勝戦。

出走表は以下の通りだ。

スタートは123/456枠なり。

スタートは、2号艇・秦選手と3号艇・毒島選手が若干前に出る形。

遠藤エミ選手は、スタートがやや遅れたが1マークまでに伸び返し、1マークでも外に流れ気味であったが、差しにいった毒島選手の前に出て止めた。

さらに、1マークで4号艇・上條選手、5号艇・中島選手が差しに行くものの、ターン後の力強い押しで遠藤エミ選手が首位。

そのまま2マークで突き放し、優勝した。

以前、遠藤エミ選手は「大村と相性がいい」とインタビューで語っていた。

近年の優勝したレースは以下の通りだ。

• 2016年：レディースチャレンジカップ
• 2017年：クイーンズクライマックス決定戦
• 2018年：ヴィーナスシリーズ
• 2020年：ヴィーナスシリーズ

まさに、遠藤エミ選手にとって得意とする水面。

そして今回のSG「ボートレースクラシック」だ。

年末には、「グランプリ」も大村で開催されるので期待したい！

ボートレース（競艇）に女子選手が登録されて70年、

• 鵜飼菜穂子元選手
• 横西奏恵元選手
• 日高逸子選手
• 山川美由紀選手
• 寺田千恵選手
• 平山智加選手

など、トップクラスの女性選手達がSG制覇に向け挑戦してきた。

SGに挑戦してきた選手は過去に44人、優出した選手が2人。

2001年に唐津で開催された「グランドチャンピオン」優勝戦で5着だった寺田千恵選手、2006年の「ボートレースクラシック」と2011年の「オールスター」で2度優出し、2度共6着に終わってしまった横西奏恵元選手。

SG制覇というのは女子選手にとって、とてつもない壁であった。

また、遠藤エミ選手が初めてSGに挑戦したのは、2015年の「ボートレースメモリアル」だ。

SG出場はこれで28回目。

今回のボートレースクラシック、直前に優勝候補筆頭であった峰竜太選手が欠場、予選では優勝候補として名高かった選手のフライングが多かったのも遠藤エミ選手にとっては大きかった。

昨年、遠藤エミ選手は、「レディースオールスター・レディースチャンピオン・レディースチャレンジカップ」で優勝、さらには「BBCトーナメント・クイーンズクライマックス」で優勝。

2017年以来4年ぶりの賞金女王をとり、最もSG制覇に近いと言われていた女子選手だ。

間違いなく、予選をトップで通過した時、多くのファンが「遠藤エミ選手がSG制覇してくれるはずだ」と期待し、応援しただろう。

そして、今回は得意水面の大村、もう遠藤エミ選手にとっていい風が吹いていたはずだ。

優勝がどれほどの反響があったのか、以下に女子選手のコメントを載せる。

多くの女子選手から、コメントが出ている。

それだけ女子選手にとって、SG制覇が大きかったのだ。

今年、現在賞金ランキングは遠藤エミ選手が4,833万6,000円で首位。

このまま行けば、年末ボートレース大村（大村競艇場）で開催される「グランプリ（賞金王決定戦）」の出場も十分ありえる。

SG優勝、賞金ランキングトップ、昨年からの勢い、大村との相性、「グランプリ（賞金王決定戦）」出場どころか、優勝も十分狙えるほどのパワーが遠藤エミ選手にはある！

今年、遠藤エミ選手に注目したい！