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喜多須杏奈選手を紹介!ヘルメットにゆりの花を刻み妹さんと一緒に戦う女子レーサー!

喜多須杏奈選手を紹介!ヘルメットにゆりの花を刻み妹さんと一緒に戦う女子レーサー!

2020年にはA2級に昇格し、近年目覚ましい成長を感じる喜多須杏奈(きたず・あんな)選手。

デビュー1年目の時に亡くなった妹・ゆりさんと共に戦うため、ヘルメットにゆりの花を刻み、戦い続ける女子ボートレーサーだ。

今回は、コスプレやアニメが好きで妹思いな喜多須杏奈選手の「プロフィール・特徴・歴史」を紹介していく。

目次

喜多須杏奈選手のプロフィール

喜多須杏奈選手
喜多須杏奈選手
  • 登録番号:4714
  • 生年月日:1990年9月30日
  • 身長:157cm
  • 体重:49kg
  • 血液型:A型
  • 支部:徳島
  • 出身地:徳島県
  • 登録期:110期
  • 級別:B1級
  • Twitter:@apppppricot

喜多須杏奈(きたず・あんな)選手は徳島支部に所属しているB1級選手だ。

ボートレーサー養成所時代、リーグ戦勝率5.55、準優4、優出2という成績を残し、卒業危難競争で優勝して女子選手初のやまとチャンプとなった。

これは本栖チャンプ時代を含めても、横西奏恵元選手以来で17年ぶりの快挙だ。

2022年6月現在はB1級だが、2020年後期にA2級にも昇格している。

コスプレやアニメが好きで高い注目を集め、同じくコスプレが好きな清水沙樹選手と並んで、「ボートレース(競艇)界の二大コスプレレーサー」と呼ばれている。

なお、現在はコスプレはもうあまりしていない。

師匠は佐々木和伸(ささき・かずのぶ)選手で、愛称は「ズアンナ」だ。

また、同期には福田宗平(ふくだ・しゅうへい)選手、三浦敬太(みうら・けいた)選手、八十岡恵美(やそおか・めぐみ)選手がいる。

今はもうキャラクターと年齢差がありすぎてコスプレについて考えてないとインタビューで仰っていた!

喜多須杏奈選手がボートレーサーになったきっかけ

多須杏奈選手は徳島県出身で徳島支部、地元の徳島県立鳴門高等学校卒業後、ボートレーサー養成所であるやまと学校に入学した。

スポーツの経験が豊富で、幼少期は新体操や器械体操、小中学校ではバレーボールをやっていたとのこと。

ボートレーサー(競艇選手)を目指したきっかけは、高校卒業後の進路で悩んでいたら学校の生き返りで挨拶をする程度の仲の近所のおじさんに、「ボートレーサーはいいぞ」と言われたそうだ。

さらに、同じ徳島県出身のボートレーサー横西奏恵元選手をレースで観戦して憧れた結果、ボートレーサーを目指した。

その憧れた横西奏恵元選手と同じ養成所チャンプになるとは凄い!

喜多須杏奈選手はコスプレイヤー?

静波まつりのコスプレ
静波まつりのコスプレ

喜多須杏奈選手はアニメやコスプレが好きで、コスプレイヤーとして活動している。

ボートレース(競艇)のイベントやコミックマーケットなどで活動していて、ボートレース多摩川(多摩川競艇)のイメージキャラクターである静波まつりのコスプレを披露したこともあった。

特に「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメが好きで、そのアニメに出てくるキャラクターのコスプレをボートレース(競艇)のイベントでやったりもしている。

ただ、2021年9月に「日刊大衆」で受けたインタビューではコスプレについて、

コスプレをやっていたのはすでに遠い昔の話です。

今はもうキャラクターと年齢の差がありすぎて、コスプレについては考えることすらなくなりました。

と語っている。

30歳を超えてからお肌の曲がり角を迎えて、それが一番の悩みだとのことだ。

またコスプレして会場を盛り上げているところを見たかったなー!

喜多須杏奈選手の得意なコースやクセ

主な成績は以下の通りだ。

  • 【水神祭】
  • 2012年:第42回サンケイスポーツ杯競走(初出走)
  • 2013年:第23回日本モーターボート選手会会長杯競走(初勝利)
  • 2018年:ヴィーナスS第11戦日本スポーツエージェントカップ(初優出)
  • 2020年:第34回レディースチャンピオン(G1初出走)
  • 2020年:第7回ヤングダービー(G1初勝利)

G1初勝利となった第7回ヤングダービーのレースは以下で見られるぞ。

  • 【優出】
  • 2018年
  • ヴィーナスS第11戦日本スポーツエージェントカップ
  • ヴィーナスシリーズ第1戦是政プリンセスカップ
  • ヴィーナスシリーズ第3戦びわこプリンセスカーニバル
  • 2019年
  • 鳴門一般 FVジャパンカップ競走
  • 第10回中国醸造杯
  • 2020年
  • 鳴門G2 第4回レディースオールスター
  • ヴィーナスシリーズ第12戦常滑シンデレラカップ
  • 2022年
  • マンスリーBOATRACE杯争奪男女W優勝戦

2012年5月16日にボートレース鳴門(鳴門競艇場)で開催された「第42回サンケイスポーツ杯競走」で初出走し、2013年には「第23回日本モーターボート選手会会長杯競走」で初勝利をした。

2014年には、ボートレース鳴門(鳴門競艇場)の準地元スター候補に選出されている。

未だ優勝経験はないものの、2020年にはA2級に昇格している。

また、勝率もここ何年かは5.00以上をキープしていて、3連対率は50%を超えている。

平均スタートタイミングは0.17でやや遅め、1コースでは0.14、3コースは0.13となっていてインコースが得意な事が伺える。

1〜4コースどのコースも3連対率が50%を超え、2・4コース以外では1着も期待出来る。

昔は本人も「4・5コースが好き」と言っていたようにアウトコースでの活躍が目立ったが、2020年頃からはインコースでの活躍が目立ち、1コースの勝率も50%前後をキープしている。

また、まくりやまくり差しは少なく、2・3コースでは差しが多い。

喜多須杏奈選手のヘルメット

喜多須杏奈選手にはデビュー1年目の時に病気で亡くなった妹がいて、ゆりの花が描かれたヘルメットには特別な思いが込められている。

ゆりの花を刻んだヘルメット
ゆりの花を刻んだヘルメット

元々好きな花で、妹の名前もゆりって言うんです。

ただ、私がデビューして1年目の時に病気で亡くなったんです。

それからは、妹への思いも込めてヘルメットにゆりの花を入れるようにしています。

きっと天国で妹が自分を守ってくれているし、助けてくれている。

これからもゆりの花は、小さくてもヘルメットの必ずどこかに入れていきたい思ってます。

そう語っていた喜多須選手。

妹の名前と同じ百合
妹の名前と同じ百合

それまでは自分でヘルメットのデザインをしていたが、2021年にはグループ全員でヘルメットの色を統一した。

その際にも、そのデザインの中にはゆりの花が入っており、

これは外せません。

若くして亡くなった妹の名前と同じ花ですからね。

ボート選手は危険な仕事だし、自分を守ってくれるのがヘルメット。

天国で妹が見守ってくれてるんです。

と言っていた。

亡くなった妹さんと同じ名前のゆりの花。

気持ちは常に天国にいる妹さんと共にあり、この先もずっと一緒に戦っていくのだ。

妹さんの事は喜多須選手のインタビューに度々出てきていて、本当に妹思いの人だ!

まとめ:喜多須杏奈選手は大好きな妹と一緒に戦う熱い思いを秘めたボートレーサー!

今回は、喜多須杏奈選手を紹介していった。

ヘルメットには妹の名前でもあるゆりの花を刻み、近年ボートレーサー(競艇)として成長して活躍している。

目標は「賞金女王になること」だそうだ。

ヘルメットに刻まれているゆりの花と一緒に、いつかその目標が実現できるように頑張っていってほしい!

湘南テルオ
湘南テルオ
競艇の記事を書き初めて1年目の新米ライター。
分かりやすくをモットーに競艇場のお得な情報をお届け。
趣味はスポーツと食べることで休みの日は常に出かけたりするアクティブ派。
地元湘南大好き。

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