SG「第49回ボートレースオールスター」が終了！マスターズ世代と女子選手に注目！

2022年6月1日

2022年5月29日、SG「第49回ボートレースオールスター」が終わった。

優勝は、見事なまくり差しを決めた原田幸哉選手だ！

SG初出場・初勝利や初優出など盛り上がる場面がたくさんあった今大会、投票で出場選手を決めるオールスターだからこその楽しさがあった！

今回は、SG「第49回ボートレースオールスター」を振り返っていく。

SG「第49回ボートレースオールスター」優勝は原田幸哉選手！

ボートレース宮島（宮島競艇場）で開催されたSG「第49回ボートレースオールスター」は原田幸哉選手が優勝した！

昨年8月に行われた「第67回ボートレースメモリアル」以来で、通算5度目のSG制覇となる。

売上は145億8571万4700円、去年より売上は落ちたものの、女子レーサーの活躍が目立ったりして物凄い盛り上がりだった。

今回は、激熱のSG「第49回ボートレースオールスター」を振り返っていく！

本当に熱い6日間だったぞ！

5月24日（初日）

高田ひかるがSG初出場・初勝利！

初日3R、SG初出場の高田ひかるがSG初勝利を飾った。

1コースからコンマ06秒のトップスタートを決めてそのまま逃げ切り優勝。

「イン戦でいい流れを作れるように」と調整に精を出したようだ。

初の大舞台で素晴らしいスタートを決めるあたり、物凄いメンタルだと感じた。

激熱のドリーム戦

初日、やはり最も熱かったのはドリーム戦。

ファン投票上位6名の選手が競い合った。

【1号艇】A1：毒島誠（群馬支部）
【2号艇】A1：西山貴浩（福岡支部）
【3号艇】A1：守屋美穂（岡山支部）
【4号艇】A1：池田浩二（愛知支部）
【5号艇】A1：白井英治（山口支部）
【6号艇】A1：平高奈菜（香川支部）

進入隊形は123/456の枠なり3対3。

レースはやはり投票1位に選ばれた毒島誠選手がファン達の想いに応えるためにコンマ12秒の好スタートで逃げ切った！

信じてよかった毒島誠選手。

最高だぜ毒島誠選手。

スタートはほぼ横並びだったが、注目は白井英治選手。

1周1マークの「初動の速さ・判断」は本当に素晴らしいもので今大会は確実に来るだろうと予感させた。

5月25日（2日目）

倉持莉々選手がSG初出場・初勝利！

女子選手の勢いが止まらない！

2日目3Rには、倉持莉々選手がSG初出場・初勝利を掴み、水神祭へ。

1コースからコンマ10秒の好スタートを決めて先マイ、1マークこそ流れたもののそのまま力強く加速していって逃げ切り。

水神祭ではスーパーマンに変身して盛り上げた！

白井英治選手の快進撃！

ドリーム戦で確実に来るだろうと予感させた白井英治選手。

6Rは2着、12Rは1着と確実に決めて2日目で得点率トップに躍り出た。

モーターはあまり奮っていないものの、しっかりと調整し、さらに本人の技術が驚異の走りを見せていた。

筆者は白井英治選手に全てを賭けようとドリーム戦で決めていたぞ！

5月26日（3日目）

波乱の3日目

3日目はなんと逃げが3本、まくりが6本で波乱のレースが多かった！

2RではF2持ちの藤山翔大選手が3カドから、コンマ08秒のスタートを決めて豪快にまくって快勝。

8Rにはチルト3度の菅章哉選手が6コースから見ていた人間全てを魅了する大外まくり。

その中で3日目に得点率トップに躍り出たのは毒島誠選手。

6コースからスタートして1マークに内側をついて上位争い、SG初出場の高田ひかると2着争いするものの、さすがの走りを見せて大きく引き離して2着。

このレースも4コースの村松修二選手が、コンマ06秒のスタートからまくりを決めて勝利した。

5月27日（4日目）

實森美祐選手が魅せた！

なんとまたしても！

今度は實森美祐選手がSG初出場・初勝利！

6Rでコンマ04秒の驚異のスタートを決めて逃げ快勝。

【1号艇】A1：平本真之（愛知支部）
【2号艇】A1：寺田祥（山口支部）
【3号艇】A1：毒島誠（群馬支部）
【4号艇】A1：實森美祐（広島支部）
【5号艇】A1：丸野一樹（滋賀支部）
【6号艇】A1：高田ひかる（三重支部）

続く11R、SG常連選手がたくさんいるこのレース。

SG覇者である平本選手、寺田選手、毒島選手がインにいる中でコンマ09秒を決めて4カドからまとめてまくり切って大金星、さらには予選突破だ！

5月28日（5日目）

村松選手大躍進！準優10R

【1号艇】A1：村松修二（広島支部）
【2号艇】A1：前本泰和（広島支部）
【3号艇】A1：石野貴之（大阪支部）
【4号艇】A1：毒島誠（群馬支部）
【5号艇】A1：瓜生正義（福岡支部）
【6号艇】A1：徳増秀樹（静岡支部）

10Rは予選3位通過した1号艇・村松修二選手が1コースからコンマ11秒の好スタートを決めて逃げ切ってSG初優出を決めた。

「地元宮島で、この舞台で走れることを本当に誇りに光栄に思います。

最終日までしっかり走ります」

オープニングセレモニーでそう語った村松修二選手、地元勢唯一の優出とあって期待に胸が膨らんだ！

毒島誠選手がいたら全て買い目に絡めてしまう筆者の財布は萎んだ…。

準優11R

【1号艇】A1：白井英治（山口支部）
【2号艇】A1：大上卓人（広島支部）
【3号艇】A1：辻栄蔵（広島支部）
【4号艇】A1：菊池孝平（静岡支部）
【5号艇】A1：實森美祐（広島支部）
【6号艇】A1：平高奈菜（香川支部）

今大会の白井英治選手は一味違う？

いいや、これが艇界巧いボートレーサーだ！

準優11Rは4艇が0秒台でスタートを決めた超激戦区、その中でコンマ11秒とほんの少しだけスタートが遅れた白井英治選手だったが、見事逃げ切って勝利。

2号艇・大上卓人選手の差し、5号艇・實森美祐選手と6号艇・平高奈菜選手のまくり、それらを全てブロックし、圧巻の技術を見せつけた。

大波乱の準優12R

【1号艇】A1：磯部誠（愛知支部）
【2号艇】A1：山口剛（広島支部）
【3号艇】A1：平本真之（愛知支部）
【4号艇】A1：原田幸哉（長崎支部）
【5号艇】A1：篠崎元志（福岡支部）
【6号艇】A1：篠崎仁志（福岡支部）

準優12Rはここまで見事な走りを見せ、予選トップ通過をした磯部誠選手が1番人気。

さらに2号艇には、予選3位通過した山口剛選手。

絶好調な2人を抑えて勝利したのは原田幸哉選手だ。

内側3艇のスタートが遅れたのもあり、4カドからコンマ08秒のトップスタートを決めて内3艇を飲み込みまくり一撃！

結果は「4-5-3」で「40,510円」という高配当を叩き出した！

5月29日（最終日）

SG「第49回ボートレースオールスター」頂上決戦

優勝戦のメンツは以下の通り。

【1号艇】A1：白井英治（山口支部）
【2号艇】A1：村松修二（広島支部）
【3号艇】A1：原田幸哉（長崎支部）
【4号艇】A1：石野貴之（大阪支部）
【5号艇】A1：篠崎元志（福岡支部）
【6号艇】A1：平高奈菜（香川支部）

1号艇には4年ぶりのSG制覇を狙う艇界一巧い男、白井英治選手
2号艇には唯一の地元勢でSG初優出、村松修二選手
3号艇は準優勝戦で大波乱の展開を起こした原田幸哉選手
4号艇は10年連続オールスター出場、石野貴之選手
5号艇には相性のいい宮島で7年ぶりのSG制覇を狙う篠崎元志選手
6号艇は、今年女子レーサーで最も勢いのあるといっても過言ではない平高奈菜選手

誰が優勝しても不思議ではない優勝戦、人気は白井英治選手に集中していた。

もちろん筆者も白井英治選手行け！とばかりの買い目。

激闘を制したのは、渾身のまくり差しを決めた原田幸哉選手！

白井英治選手も渾身のターンだったが、それを上回る最高のターンをしたと感じた。

2日連続、原田幸哉選手にやられたぜ…。

あっぱれだ！

原田幸哉選手おめでとう！

昨年に続いて今年もマスターズ世代が大活躍！原田選手筆頭に注目だな！

まとめ：本当に楽しかった最高のオールスター！

今回は、SG「第49回ボートレースオールスター」を振り返っていった。

「ボートレースオールスター」はファン投票で選手が選ばれる珍しい大会で、SG初出場の選手と女子選手が多かったのが今回の特徴だ。

さらに女子選手の初出場・初勝利など活躍が目立ち、水神祭が多かったので本当に楽しめた。

優勝戦には初優出の村松修二選手、遠藤エミに続く優勝を期待した平高奈菜選手も出場し、個人的な感情ありきの買い目もあった。

磯部誠選手が予選トップ通過した時は、平成生まれ初のSG制覇も期待したな。

優勝した原田幸哉選手は現在賞金ランキングトップ、今年下半期はさらに注目して見ていきたい！

原田幸哉選手は「Twitter」やっているから要チェックだぞ！

原田幸哉のTwitter

次はグラチャン！今回はマイナスだったけど次は原田選手ばりのまくりを決めたい！

湘南テルオ: 競艇の記事を書き初めて1年目の新米ライター。
分かりやすくをモットーに競艇場のお得な情報をお届け。
趣味はスポーツと食べることで休みの日は常に出かけたりするアクティブ派。
地元湘南大好き。