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ボートレーサー(競艇選手)の同期を紹介!ボートレース(競艇)における同期とは!

ボートレーサー(競艇選手)の同期を紹介!ボートレース(競艇)における同期とは!

ボートレーサー(競艇選手)の同期とは、ボートレーサー養成所「やまと競艇学校」を同時期に卒業した選手を指す。

「この選手たちは仲良いけどなんでだろう?」なんて思ったこともあるはずだ。

選手のプロフィールやボートレース人生などの歴史、同期などを知り、知識を深めていけば、よりボートレース(競艇)が楽しくなるぞ。

今回は、ボートレーサーの同期とはどういったものか、選手を紹介していく。

目次

ボートレーサー養成所「やまと競艇学校」とは

ボートレーサー養成所「やまと競艇学校」
ボートレーサー養成所「やまと競艇学校」

ボートレース(競艇)で同期を語るうえで欠かせないのが、このボートレーサー養成所「やまと競艇学校」だ!

福岡県柳川市にある養成所で、その名のとおり未来のボートレーサーを育成する場所。

こちらで同じ時期に入学・卒業した選手がプロデビューする。

同期というのは、この養成所を同時期に卒業した選手の事を指す。

まずは、このボートレーサー養成所「やまと競艇学校」がどういう場所なのか見ていこう。

厳しいプログラム

教育訓練の方針を以下にまとめた。

  • 不撓不屈の精神を涵養し、礼と節を重んじる人格者を育成する
  • 公正と安全を尊び、業界の発展に尽くす業界人を育成する
  • 誇りと使命感を持って、社会の発展に貢献する人材に育成する

1日のスケジュールを以下にまとめた。

  • 6:00:起床
  • 6:10:点呼・準備体操
  • 6:30:自室・食堂などの清掃
  • 7:00:朝食
  • 7:50:日章旗掲揚・君が代斉唱・朝礼
  • 8:00:午前中の講義(座学・実技訓練)
  • 12:00:昼食
  • 13:00:午後の講義(座学・実技訓練)
  • 16:55:日章旗降納・君が代斉唱・終礼
  • 17:00:夕食
  • 17:45:自習
  • 19:00:自由時間・入浴など
  • 21:00:自室・食堂などの清掃
  • 21:30:点呼
  • 22:00:就寝・消灯

ボートレーサー養成所の1日の流れ

1日のスケジュールは分刻みで全寮制の相部屋での共同生活だ。

また、「礼と節」を重視して整列や行進の訓練など厳しく指導される。

入学直後からこのような教育のため、すぐに脱落してしまう訓練生がいるほど厳しい。

もちろん、携帯電話やオーディオプレイヤー、パソコン、雑誌、書籍などの持ち込みも禁止で、テレビでよくやっているサッカーや野球の厳しい強豪校と同じような環境だ。

プロデビューするまで1年という限られた時間だからこそ、密度の濃い時間が待っている。

同期の関係

このような密度の濃い時間を共に過ごした訓練生達は、「戦友・ライバル」などの関係になるのは想像出来るだろう。

また、ボートレーサー養成所「やまと競艇学校」には、以下のようなイベントやレクリエーションなどもある。

  • マラソン・駅伝大会
  • バーベキュー大会
  • ゴムボート大会
  • 献血協力
  • ゲストの現役選手・OB/OGや有識者を交えての講話講演会
  • 実際のレース会場の見学会
  • 演習火災呼集(いわゆる避難訓練)
  • 武道訓練
  • 雲仙普賢岳登山
  • 餅つき大会

訓練生同士の交流を取れる催しもたくさんあるのだ。

この1年をしっかりこなし、「やまと競艇学校」を卒業した後は何十年にもおよぶ選手生活が待っている。

なるほど、自分なら同期は特別なものになるだろうな

有名選手の同期

今現在第一線で活躍する選手の同期について見ていこう。

【85期】銀河系軍団

銀河系軍団とは、2000年代前半にスペインのサッカーチームである「レアル・マドリード」の愛称だ。

銀河系軍団と命名した山本隆幸選手
銀河系軍団と命名した山本隆幸選手

85期の山本隆幸選手が、「85期がこれから競艇界を引っ張ろう」という思いから、Tシャツを作る際に銀河系軍団とつけたそうだ。

85期の選手を見ていこう。

選手名 SG優勝回数 G1優勝回数
田村隆幸 3 14
湯川浩司 4 9
井口佳典 6 14
丸岡正典 2 3
田口節子 0 2
森高一真 1 4
興津藍 0 3
SG優勝回数最多の井口佳典選手
SG優勝回数最多の井口佳典選手

SG優勝経験がある選手が5人、数多くのA1級選手もいて、その人気はスペシャルマッチが開催されるほどだ。

競艇界を引っ張る第一線で活躍する選手が多く、「銀河系軍団」と呼ぶにふさわしい!

【76期】マスターズ世代

仲の良い瓜生正義選手と原田幸哉選手
仲の良い瓜生正義選手と原田幸哉選手

マスターズ世代で、今なお現役最前線で活躍する「瓜生正義選手・原田幸哉選手・魚谷智之選手」のいる76期。

特に、瓜生正義選手と原田幸哉選手は仲が良い

2002年にボートレース平和島(平和島競艇場)で開催された全日本選手権では、ピットで瓜生正義選手が原田幸哉選手のモーター整備にアドバイスしていた。

2007年にボートレース住之江(住之江競艇場)で開催された笹川賞では、原田幸哉選手が松井繁選手に対して、1・2マークで徹底的に抵抗して、瓜生正義選手のSG初優勝をアシストしている。

【118期】第一線で活躍する平成生まれ

SG初勝利!板橋侑我選手
SG初勝利!板橋侑我選手

G1優勝、SG初勝利など、近年活躍が見られる「宮之原輝紀選手、栗城匠選手、新開航選手、板橋侑我選手」がいるのがこの118期だ。

板橋侑我選手は、去年のG1「浜名湖賞」や先日の「ボートレースクラシック」初勝利も記憶に新しい。

板橋侑我選手は、「118期はくりちゃん(栗城匠)やこうき(宮之原輝紀)とか強い選手がいっぱいるので、みんなでSG行きたい」と話していた。

愛称で呼んでいる事からも仲良い事が見られる。

118期の選手は次々に頭角を表し、切磋琢磨しているのが感じられる世代だ!

同期で結婚!?

ボートレーサー(競艇選手)は選手同士で結婚することが多く、同期で結婚した選手もいる。

同期で結婚した富樫麗加選手と今泉友吾選手
同期で結婚した富樫麗加選手と今泉友吾選手

富樫麗加選手と今泉友吾選手は、同じ112期で去年の2021年4月21日に結婚発表をした

ボートレーサー(競艇選手)の結婚は多いが、同期で結婚はかなり珍しいことで当時も凄い話題だった!

また、この112期には今年G1初優勝した今泉友吾選手や山田祐也選手、SGにも出場している山崎群選手など、未来が楽しみな若手選手が多い!

まとめ:推しのボートレーサーへの知識を更に深めよう!

同期を知る事により、更にボートレーサーへの知識が深まるし、レースも楽しめるはずだ。

ボートレース(競艇)では、同期対決や親子対決、夫婦対決などもあり、その際にこのような知識を持っていればより楽しめる。

レースを見るときはチェックしてみよう!

詳しくなって好きな選手が出来ると楽しいぞ!

湘南テルオ
湘南テルオ
競艇の記事を書き初めて1年目の新米ライター。
分かりやすくをモットーに競艇場のお得な情報をお届け。
趣味はスポーツと食べることで休みの日は常に出かけたりするアクティブ派。
地元湘南大好き。

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