年末に行われた「グランプリ」に続き、またしても峰竜太選手が転覆!一体その時何があったのだろうか!?
2022年1月3日、ボートレース唐津(唐津競艇場)で開催された「第62回佐賀県選手権」3日11Rで峰竜太選手が転覆した。
昨年末に行われた「グランプリ」優勝戦に続き、ターンマークに衝突するという同じ状況で2節連続の転覆となった。
一体この時何があったのか、「グランプリ」優勝戦を振り返りつつ、内容を紹介していく!
目次
峰竜太選手がまたしても!?
昨年末に開催された「グランプリ」の優勝戦に続いて、2022年1月3日、ボートレース唐津(唐津競艇場)で開催された「第62回佐賀県選手権」3日目11Rで、峰龍太選手が転覆してしまった…。
何が起こったのか見ていこう。
「第62回佐賀県選手権」3日目11R
峰竜太選手は3号艇で、進入隊形は「14/2365」だった。
スタートは横並び、1マークで差す態勢に入った峰竜太選手は、よく見る得意の「アウト→イン」という形でまくりを決めようとしたけども、見誤ったか1マークのターンを決め、直線に差し掛かる直前にターンマークに衝突して転覆してしまった。
昨年末に開催された「グランプリ」でも同じようにターンマークに衝突して転覆している。
今回と似たような転覆の仕方となる。
峰竜太選手のレース勘に狂いが出たか、年末の事もあり2022年は幸先悪く、心配になるスタートを切ることになった。
大波乱のレース結果
このレースの払戻金は、なんと「420,710円」だったよ。
歴代の高配当金のランキングに入るような払戻金ではないけど、ボートレース史に残るレベルの額な事には間違いない。
峰竜太選手の転覆により、1号艇・末永和也選手、4号艇・上瀧和則選手が巻き込まれた事と、6号艇が1マーク攻めた結果だね。
峰竜太選手は、この転覆で負傷箇所が悪化した事もあり、このレース終了後に途中帰郷した。
これが、スポーツ選手によくある「イップス」だとかそういう事に繋がるような出来事じゃない事を願いたい。
Instagramには、
新年から転覆しちゃって幸先悪いですけど、また今年も1年通してボートレースを盛り上げたいなと思います!
こんな僕ですけど、これからもあったかい応援よろしくお願いします。
写真はゴール後のハッピーニューイヤー。
この1着の時のターンはキレッキレでした。
まさか次の日転覆するとわ。。。
僕って昔からこんなんなんです。
超一流でもないし、バカだし、おっちょこちょいだし、ふざけるし、笑ってごまかすし、ウニ踏むし、よく怪我するし、ただボートレースは誰よりも愛してます。
とコメントしている。
次は、1月15日からボートレース大村(大村競艇場)で開催されるG1「開設69周年記念 海の王者決定戦」に出場する。
年末は苦しい終わりに、今年は幸先悪いスタートになったけど、どうにかここから持ち直してもらいたい!
「グランプリ」優勝戦振り返り
昨年末、12月19日に行われた「グランプリ」12R優勝戦の記憶はまだ新しい。
このレースでも、峰竜太選手はターンマークに衝突して転覆してしまった。
結果は、歴代ワースト「41億円の返還」というボートレース史に残る大惨事に。
スタートは、1245/36。
全選手のスタートが0.10秒以下の中、峰竜太選手はコンマ07秒の良いスタートを決めたけども、丸野一樹選手のスタートが凹んだ事を見逃さなかった、瓜生正義選手が完璧なまくりを決めた。
そして、「勝つために」攻めた結果が、1マークでターンマークに衝突し、転覆してしまったのだと思う。
この結果、選手達のメンタルにどのようなダメージが入ってしまったかは気になるところで、こういった「勝つために行った事」が裏目に出てしまった場合、どのようなメンタルケアが行われているのか、ファンとしては心配でしょうがない!
ボートレーサー(競艇選手)のメンタル
昨年、SG「第68回ボートレースダービー」2日目6Rで、池田浩二選手がフライングをしてしまい、その後の12R後に行われた勝利者インタビュー。
そしてその後、11月13日にボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)で開催されたG1「浜名湖賞 開設68周年記念」4日目11Rの勝利者インタビューが未だ記憶に残っている。
池田浩二選手はG1「浜名湖賞」の後のインタビューで、
前節(第68回ボートレースダービー)で切ったばかりでもう走りたくない気持ち。
鬱にならないように頑張ります。
と言っていた。
今回の峰竜太選手のターンマークに衝突して転覆も、フライングも攻めた結果だと思う。
峰竜太選手はTwitterやInstagramで明るく振る舞い、池田浩二選手は「鬱にならないように頑張る」と笑顔でネタのように言っていたから、大丈夫だと信じたい。
ボートレース(競艇)のレースは、こちらの想像を絶するほどメンタルが大事なスポーツで、選手のメンタルに相当な負担をかかっているのだろう。
2022年はまだはじまったばかり!!
年末年始で数々のドラマを生んだボートレース。
選手にとっても、ファンにとっても、辛い記憶・良い記憶両方あったんじゃないかと思う。
「グランプリ」は9回もの転覆事故があった。
安全第一を分かっている第一線で活躍する選手があれだけ揃った「グランプリ」でも、これだけ多くの転覆事故がある。
間違いなく、「勝利」に対して強い思いがあるからこその「転覆」という結果なんだろう。
負傷者が出なかった事が本当に不幸中の幸いだったね。
2022年、大きな事故もなく、また楽しいボートレース(競艇)が見られますように!!
- 湘南テルオ
- 競艇の記事を書き初めて1年目の新米ライター。
分かりやすくをモットーに競艇場のお得な情報をお届け。
趣味はスポーツと食べることで休みの日は常に出かけたりするアクティブ派。
地元湘南大好き。