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ボートレースにおける師弟関係の選手まとめ!峰竜太や松井繁など有名レーサーの師弟関係も解説!

ボートレースにおける師弟関係の選手まとめ!峰竜太や松井繁など有名レーサーの師弟関係も解説!

みなさんは、競艇において師弟関係を気にしたことはありますか?

初心者の方はレース予想に慣れてきても、なかなか選手同士の繋がりや裏事情を知る機会がないかもしれません。

今回はボートレースにおける師弟関係についてまとめました!

目次

師弟関係の選手まとめ

競艇における師弟関係とは?メリットはある?

競艇における師弟関係とはその名の通り、先輩と、その人に技術の指導を受けるために弟子入りした人の関係です。

競艇における師弟関係とは、公式の制度であるわけではありません。

松井繁選手とか、峰竜太選手の弟子入りなんてしてみたいですね〜!

レースを見てると「師弟対決」という言葉が実況で言われることもあるよな。

師弟関係のメリットとしては、やはり技術が重要な競艇の世界では、先輩に弟子入りすることで早い成長を遂げられるのでしょう!

特に、選手によっては何年かレースに出た後に、急に何かを掴んだように成績が伸び始める選手もいます。

そういった生の経験を弟子たちに伝えていくことで、より成長に繋がりますし、その弟子が次に師匠になった時に、より多くのものを残せるようになります。

そうすることで、選手自体の成績だけでなく競艇界全体のレースのレベルが上がっていくことが考えられますね!

やまと訓練所を卒業した後は、技術もまだまだひよっこのため、所属が同じ支部の先輩に色々教えてもらうことが多いらしく、その延長上で弟子入りすることもあるようですね。

有名な師弟関係

金谷英男(師匠)×松井繁(弟子)

名前 生年月日 登録番号 登録期 身長 体重 出身
金谷英男 1946年8月14日 2238 26期 166cm 53kg 大阪
松井繁 1969年11月11日 3415 64期 168cm 52kg 大阪
タクシーを降りる松井繁
タクシーを降りる松井繁

松井選手はデビューから30年近く経っていますが、現在でも輝かしい成績を残し続ける、非常にダンディな選手です!

そんな絶対王者とも呼ばれる松井選手の師匠は金谷選手です。

松井選手の実家の魚屋が、魚を納入していた寿司屋の常連客として金谷選手と仲良くなり、そこから弟子入りしたそう。

また、松井選手は記者のインタビューに対してサバサバしており、特に関西の記者からはかなり嫌われていたようです…!

その理由として、金谷選手もかなり記者を敬遠するタイプだったため何か心を開かない面があったのかもしれません。

松井選手の弟子同士である北村選手(左)と山本選手(右)
松井選手の弟子同士である北村選手(左)と山本選手(右)

松井選手は一匹狼のイメージもあり、弟子は取っていないようにも思えますが、実は3人の弟子を取っていました!

それが「北村征嗣」「山本隆幸」「鎌田義」です。

基本的には同じ支部内で師弟関係を結ぶのが普通ですが、松井選手は大阪支部で、山本選手と鎌田選手は兵庫支部で、支部が違うところでの師弟関係は珍しいですね!

絶対王者の弟子ってすごい選手になりそうだな!

峰竜太(師匠)×上野真之介・山田康二(弟子)

名前 生年月日 登録番号 登録期 身長 体重 出身
峰竜太 1985年3月30日 4320 95期 172cm 51kg 佐賀
山田康二 1987年12月26日 4500 102期 167cm 53kg 佐賀
上野真之介 1988年2月25日 4503 102期 167cm 51kg 佐賀
師弟関係である上野真之介(左)と峰竜太(真ん中)と山田康二
師弟関係である上野真之介(左)と峰竜太(真ん中)と山田康二

峰選手の一番弟子とされる山田選手は年齢も3つしか変わらず、もはや仲の良い先輩後輩のような関係ですね!

2018年のSGグランプリで初優勝した峰選手に、この愛弟子2人が歩み寄っていってガッツポーズをしていた姿を覚えている方も多いのではないでしょうか。

上野真之介(左)と峰竜太(真ん中)と山田康二(右)
上野真之介(左)と峰竜太(真ん中)と山田康二(右)

峰選手は、この2人の選手の他に「高田明」「安河内将」「安河内健」「定松勇樹」と合計6人もの弟子をとっています。

ただでさえ若くして弟子を持つだけでも、その技術と選手としても尊敬されていることがわかりますが、それで6人も弟子を持ってしまうなんて相変わらずすごい選手ですね!

峰選手は自分の成長のことも考えて弟子をとっているようだ!

今村豊(師匠)×白井英治(弟子)

名前 生年月日 登録番号 登録期 身長 体重 出身
今村豊 1961年6月22日 2992 48期 162cm 50kg 山口
白井英治 1976年10月15日 3897 80期 173cm 53kg 山口
第28回グランドチャンピオンを優勝した白井英治と祝福す
第28回グランドチャンピオンを優勝した白井英治と祝福す

2020年に電撃引退をされた今村元選手はレジェンドと呼ばれる選手であり、非常に面倒見が良い方で、山崎さん意外にも教えることがあり、それは「今村イズム」とも言われています。

白井選手と今村元選手は非常に堅い絆で結ばれており、過去インタビューでは

師匠が成しえなかった賞金王というタイトルを獲得して、最高の恩返しができるよう日々精進したい。

師匠、愛してます

と語ったこともありました!

今村豊さんの生涯獲得賞金は29億円4000万円にも及ぶぞ!

廣町恵三(師匠)×山崎智也(弟子)

名前 生年月日 登録番号 登録期 身長 体重 出身
廣町恵三 1950年10月19日 2501 31期 164cm 52kg 群馬
山崎智也 1974年3月11日 3622 71期 165cm 52kg 群馬
握手をする廣町恵三(左)と山崎智也(右)
握手をする廣町恵三(左)と山崎智也(右)

師匠の廣町元選手はSGに出場するほどの一流レーサーで、2007年に現役引退した後は、JLC専属解説者として、SG・GIなどのレース解説を行っています。

師匠の通算勝率は6.14で優勝回数は46回と活躍していましたが、その弟子である山崎選手は、それを凌駕するほどの活躍を見せています。

弟子が師匠よりも成績を残すことはありますが、ここまでの成績を残すと師匠も鼻高々でしょう!

山崎選手は特に精神面で師匠に支えてもらったことが多くあったようです。

師弟関係エピソード

廣町恵三(師匠)と山崎智也(弟子)の出会い

昔話に花を咲かせる廣町恵三(左)と山崎智也(右)
昔話に花を咲かせる廣町恵三(左)と山崎智也(右)

先ほど紹介したこのお二人ですが、24歳と比較的年齢が離れています。

初めて出会ったのは、山崎選手が本栖研修所をでて、群馬選手会支部へデビュー前の挨拶をした時に廣町元選手を紹介してもらったとのこと。

そのころは持ちペラ制で、プロペラを加工できるところが近くに廣町さんのところくらいしかなかったそうです。

そこから、廣町さんがプロペラの知識を山崎さんに教えつつも、山崎さんのペラ管理を長い間していたよう!

2007年に廣町さんが引退してからは、山崎さんは「今までずっと、廣町さんに助けられていたんだな」と実感したそうですね。

お二人ともお互い人見知りだったため、初めはあまり話さなかったようですが、今ではすっかり仲がよくまるで親子のようです!

廣町さんの奥さんはすっかり山崎さんのファンだそうだ!

川野芽唯(師匠)と大山千広(弟子)のほんわかエピソード

師弟関係の川野芽唯(左)と大山千広(右)
師弟関係の川野芽唯(左)と大山千広(右)

この2人の師弟関係の経緯として、もともと大山選手の母親・大山博美選手にお世話になっていた川野選手は、娘である大山千広選手とも接する機会が多かったとのこと。

そこから、大山選手への思いが強くなったことがきっかけでした。

それに対して、大山選手も、デビューしてから川野さんには一番にプロペラを教えてもらったり、川野選手のボートに対する熱意を尊敬していたことで、勝手に師匠になってもらってる気持ちだったとのこと。

それで師匠になってください、と直接発言したわけではないが、気づけば3~4年ずっとボートレースのことを教えてもらっていたようですね!

川野選手はこれについて「遠回りの恋人のようだった」と話されています(笑)

そして、2人が出会ったのは、川野選手がデビューしたての時に、瓜生選手がSG初優勝を果たし、グループみんなで沖縄旅行にいった時のことでした。

沖縄のホテルで同じ部屋だった川野選手と当時小学生だった大山選手。

大山選手が夜によく喋るので、川野選手はお母さんの大山博美選手に、「千広ちゃん夜に起きてるんだけど〜」というと、お母さんからは「気にしないで〜寝言だから」と返ってきたとのこと(笑)

そんな大山さんが選手としてデビューした時は感慨深い気持ちになったそうです!

女子レーサー同士の師弟関係は仲睦まじさが感じられて良いな!

峰竜太(師匠)と安河内健(弟子)の厳しくも絆に満ちた師弟関係

YouTubeに出演する峰竜太(左)と安河内健(右)
YouTubeに出演する峰竜太(左)と安河内健(右)

峰選手の弟子である安河内選手は、デビュー後3年以内にA級を目指すという厳しい目標を自分に課し、見事それを達成した選手です。

そんな安河内さんは優勝しても、峰選手には褒められないという。

逆に峰選手は「むしろ、ここからが本番だ。みんなが注目する中で、優勝がまぐれじゃないことを証明する必要がある。だから、早く2度目の優勝をしろ!」という、期待しているからこそ厳しい言葉をぶつけたようです。

しかし、峰選手も安河内選手のことを「俺が教えたモンキターンも使いこなしている」「ターン映えする」「イケメン」と、絶賛していることは間違いなし!

A2級で収まる器には見えない安河内選手の今後に期待ですね。

ちなみに安河内健選手は兄の安河内将選手の活躍を見てボートレーサーを目指したようだ!

まとめ:師弟という堅い絆に結ばれた選手を知ることでより競艇を楽しめる!

競艇における師弟関係は公式に決まるものではないですが、初めは技術を教えてもらわないとなかなか成長できないため、師匠と弟子という流れができていったようです。

しかし、同じレースに参加し、ライバルになる可能性もある選手に技術やプロペラを教えるというのは、無償の愛が感じられますね。

誰が師弟同士なのかを知っていることは、レースの予想だけでなく、楽しみのエッセンスになりそうですね。

ふみきりくん
ふみきりくん
根は真面目でギャンブルなんてやったことない人生だったが、知り合いに競艇を勧められて一気にどハマりした。
一攫千金を夢見て、日々競艇を勉強する毎日!
今はもうお金しか見えていない。

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