【田口節子選手】ボートレース福岡(福岡競艇場)開催のG3オールレディースを制し女子レーサー初の全24場制覇達成!田口選手の経歴や全24場制覇について解説!
ベテラン女子レーサーである「田口節子」選手が9月にボートレース福岡(福岡競艇場)で開催されたG3オールレディースを見事逃げ切りで優勝!
女子レーサー初の全24場制覇を達成しました!
選手全体では史上33人目となる快挙です!
そこで今回は田口選手の経歴をはじめ、全24場制覇について解説していきます!
目次
田口節子選手が女子レーサー初の全24場制覇!
9月13日からボートレース福岡で開催された「G3オールレディース」を見事優勝し、史上33人目、女子レーサーとしては初となる全24場制覇を達成しました!
2014年の5月にボートレース若松で優勝を収め、残すところはボートレース福岡のみとしていた田口選手ですが、そこから7年の月日が経過しての快挙達成となりました。
ボートレース福岡の斡旋が決まるたびに全場制覇のことを意識していた。
長かった。
と涙ながらに語っており、その苦労と安堵がうかがえました。
これだけ女子選手と男子選手が対等に争える競技ってなかなかないですよね!
これもボートレースの魅力の一つですね!
直近3年間では5開催ボートレース福岡で斡旋されている!毎回のようにプレッシャーを感じていたことだろう!
田口節子選手はどんな選手?
- 登録番号:4050
- 生年月日:1981年1月14日
- 身長:162m
- 体重:46kg
- 支部:岡山
- 登録期:85期
- 級別:A1級
田口節子選手は岡山支部所属の85期生です。
85期といえば「銀河系軍団」とも呼ばれ、強い結束で競艇界を引っ張っている選手が多い黄金世代です。
ちなみに銀河系軍団は、サッカーの強豪チームである「レアルマドリード」がそう呼ばれており、サッカー界を牽引するレアルマドリードのように85期が競艇界を引っ張っていこうという思いからそう名付けられています。
2011年と2012年のG1「女子王座決定戦」を2連覇していたり、合計で63回も優勝していたりと女子レーサーの中ではもちろん、男子レーサーに混じっても大きな活躍を見せるトップレーサーのひとりです!
2014年には産休で約1年間のお休みがありましたが、復帰戦で勝利するなど衰えは見せず、現在でもママさんレーサーとして活躍しています!
イン戦は特に強く、男子顔負けの強気な勝負で抜きの比率も高いためどのコースからでも上位入着が見込めるレーサーです。
デビュー当初から強気に攻める姿勢も持っていて、その分フライングも多い少し困った選手だったらしい。その姿勢が今の強さに繋がっているんだな!
2021年前期(5月~10月)の勝率が女子1位
2021年前期は非常に好調だった田口選手が勝率女子1位となりました!
優出回数は9回、優勝回数は4回と常に安定した成績を残し続けた結果となりました。
若手の女子レーサーの活躍が目立つ中で結果を残し続ける田口選手は本当に凄いです!
ベテラン勢の中ではまだまだ若手の部類。
今後の活躍も期待できますね!
全24場制覇とは?
全24場制覇とは、その名の通り全国24の競艇場全てで優勝を果たすことです。
各競艇場によって水質や風、コースレイアウトなど全てに違いがありその競艇場に合ったレースをしなければ優勝することはできません。
また、モーター抽選という運の要素も含んでいるため、選手の実力だけでは達成できる記録ではないのです!
2017年に全24場制覇を果たした服部幸男選手も「全場制覇は価値が違う」と語っており、選手の中でも特別なものという認識なのでしょう。
全24場制覇を達成した33選手の一覧
選手名 | 達成日 | 達成場 |
---|---|---|
彦坂郁雄 | 1985年5月16日 | 徳山 |
瀬戸康孝 | 1987年1月20日 | 戸田 |
吉田清志 | 1988年3月8日 | 桐生 |
北島英男 | 1988年10月25日 | 宮島 |
谷川宏之 | 1989年8月6日 | 鳴門 |
北原友次 | 1992年2月26日 | 芦屋 |
万谷章 | 2000年8月21日 | 芦屋 |
山室展弘 | 2002年3月9日 | びわこ |
関忠志 | 2005年6月12日 | 戸田 |
山下和彦 | 2014年6月23日 | 戸田 |
市川哲也 | 2014年8月31日 | 宮島 |
石川真二 | 2014年9月3日 | 宮島 |
徳増秀樹 | 2016年2月27日 | 徳山 |
前本泰和 | 2016年2月27日 | 徳山 |
今垣光太郎 | 2016年3月31日 | 尼崎 |
岩崎正哉 | 2016年7月14日 | 平和島 |
吉川元浩 | 2017年4月16日 | 芦屋 |
今村豊 | 2017年4月24日 | 芦屋 |
服部幸男 | 2017年11月3日 | 丸亀 |
重野哲之 | 2018年4月12日 | 福岡 |
赤岩善生 | 2018年4月18日 | 江戸川 |
北川幸典 | 2018年7月20日 | 尼崎 |
辻栄蔵 | 2018年9月11日 | 桐生 |
原田幸哉 | 2018年9月15日 | 徳山 |
林美憲 | 2018年12月11日 | 常滑 |
上平真二 | 2018年12月29日 | 児島 |
深川真二 | 2019年2月24日 | 蒲郡 |
守田俊介 | 2019年9月20日 | 多摩川 |
江口晃生 | 2020年4月1日 | 下関 |
石野貴之 | 2020年9月18日 | 下関 |
白石健 | 2020年12月16日 | 若松 |
濱野谷憲吾 | 2021年3月26日 | 唐津 |
田口節子 | 2021年9月19日 | 福岡 |
記念レースのみで全24場制覇をしている艇王「彦坂郁雄」
彦坂郁雄元選手は1970~90年ごろに活躍した伝説の競艇選手です!
期勝率第一位回数は20回と歴代一位であったり、37連勝で歴代最多連勝記録を保持していたりと数々の記録を樹立しました。
そんな彦坂元選手の最も凄い記録はなんといっても記念レースのみでの24場制覇でしょう!
記念レースとは、基本的にG1以上のレースを指します。
彦坂元選手は全24場のG1以上のレースを優勝しているわけです!
そんな彦坂元選手は「艇王」と呼ばれていたぞ!まさに競艇界のレジェンドだな!
まとめ:快挙達成で更に勢いを増す「田口節子」選手の活躍に目が離せない!
今回は、女子レーサー初の全24場制覇を達成した「田口節子」選手の経歴をはじめ、全24場制覇について解説しました!
歴史に名を残した田口選手。
2021年前期は更に調子を上げ、女子レーサー勝率1位という活躍を見せています。
G1やSGの勝利からは遠ざかっていますが、再びタイトルを手にする日も近いかもしれません!
田口選手の今後の活躍に注目していきましょう!
- しょーへい
- 小さいときからスポーツが大好きで、競艇の競技性に惹かれ競艇をやるようになりました。
人間味のある選手が好きで、そんな選手は人気じゃないときもついつい応援舟券を買っちゃいます。
趣味はもちろんスポーツです。