ボートレーサー養成所に131期訓練生が入所！訓練生の中には元プロ野球も！？

ボートレーサー養成所（競艇学校）に合格するのは難しい！？合格率は？

ボートレーサー養成所（競艇学校）の入学試験は年2回行われますが、合格率2％程度という非常に狭き門。

直近5回分の受験者数と合格者数は以下の通り。

127期～131期の応募者数・合格者数・倍率

• 【127期（2019年10月入所）】 応募796名・合格52名・倍率約15倍
• 【128期（2020年4月入所）】 応募1,053名・合格51名・倍率約20倍
• 【129期（2020年10月入所）】 応募1,024名・合格52名・倍率約20倍
• 【130期（2021年4月入所）】応募1293名・合格52名・倍率約25倍
• 【131期（2021年10月入所）】応募1197名・合格52名・倍率約23倍

ボートレーサー養成所へ応募者数は、2021年に入ってから増加傾向にあります。

ボートレーサー（競艇選手）になりたいという若者が増えていることが分かりますね。

131期は130期よりも応募者数は少ないですが、それでも近年のデータを見ると多いことが分かります。

131期のボートレーサー訓練生のうち、特に注目を集めているのは元プロ野球・埼玉西武ライオンズ投手の野田昇吾（のだ・しょうご）さん（28歳）です！

野田昇吾さんをはじめ、注目のボートレーサー訓練生をご紹介します。

プロ野球選手からボートレーサーへ転身！野田昇吾さん

野田昇吾（のだ・しょうご）さんは1993年生まれの現在28歳。

成績の低調を理由に2020年12月14日にプロ野球の現役を引退しましたが、「プロとしてもう一度活躍したい」という気持ちからボートレーサー（競艇選手）への転身を決意。

2020年1月には声優の佳村はるかさんと結婚しており、最近お子さんが産まれたばかりだそうです。

奥様からも背中を押され、転身を決意。

現役引退後はスーパーでアルバイトをしながらボートレーサー養成所への試験に特別推薦枠で挑み、見事合格！

ボートレーサー（競艇選手）としての活躍も見れることを楽しみにしましょう！

父は吉川元浩選手！吉川雄之（よしかわ・かつゆき）さん

吉川雄之（よしかわ・かつゆき）さんは、SG4冠吉川元浩（よしかわ・もとひろ）選手（A1級）を父に持つ訓練生。

父の姿に憧れ、小学生の頃からボートレーサー（競艇選手）になりたいという夢を抱いていたそうです。

今回、なんと12回目の受験でやっと養成所に合格した吉川雄之さん。

「父を超えること」を夢見てデビューを目指します！

ボクシングで優勝の実績あり！片岡亜沙人（かたおか・あさと）さん

3人目の注目訓練生としてご紹介するのは、ボクシングの成年男子ライトフライ級で国体関東ブロック優勝という経験を持つ片岡亜沙人（かたおか・あさと）さん（22歳）です。

実は、117期の片岡大地（かたおか・だいち）選手（東京支部・B1級）と兄弟！

「ボクシングの経験も生かし、兄と共に活躍したい」と語りました。

陸上七種競技で高校新人大会1位！渡辺結奈（わたなべ・ゆいな）さん

次にご紹介するのは、高校を中退しボートレーサー養成所へに入所を決めた最年少の渡辺結奈（わたなべ・ゆいな）さん（17歳）。

高校時代には、陸上女子七種競技で佐賀県高校新人大会1位という成績を残していますが、これはボートレーサー養成所のスポーツ推薦を得るために、高校から個人競技である陸上を始め得た経歴とのこと！並々ならぬ努力で入所を掴み取った渡辺結奈さん。

ボートレーサーとしての活躍が楽しみですね。

バドミントンで岡山1位の経歴保持者！青江優志（あおえ・ゆうじ）さん

最後に紹介する青江優志（あおえ・ゆうじ）さん（19歳）は、バドミントンの高校総体で岡山県1位のという経歴を持つ訓練生。

ボートレーサー（競艇選手）を目指す理由は、プロアスリートになりたいという気持ちと、ボートレース（競艇）の迫力に魅了されたからだそうです！

注目の訓練生が多い131期生のデビューは、2022年11月を予定しています。

しかし、ボートレーサー養成所に合格できても卒業できるのはたったの50％程度。

その理由は、訓練の厳しさに耐えかねてしまったり、進級試験に不合格となってしまったり、様々な規則にも縛られたり、想像を超える厳しさが待ち受けているからです。

無事デビューできることを祈って、彼らの活躍を期待しましょう！