出口 舞有子(でぐち まあこ)選手が懲戒処分/レディースチャンピオンを含む2ヵ月の出場停止!
2021年8月2日、日本モーターボート競走会は出口 舞有子(でぐち まあこ)選手へ2カ月間の出場停止処分を言い渡していたことを発表。
この処分は7月29日に第343回褒賞懲戒審議会で決定していたそうです。
出口選手はこの処分によって、8月4日(水)から開催されるレディースカップを含む大会が出場停止となりました。
目次
出口 舞有子(でぐち まあこ)選手の出場停止について
日本モーターボート競走会は2021年8月2日、7月29日に第343回褒賞懲戒審議会を行い、出口舞有子(でぐち まあこ)選手に2カ月間(4月22日、常滑の整備不良)の出場停止処分を下すことを決定したと発表しました。
出場停止の原因となる「設備不良」トラブルが起きたのは4月下旬
- 大会名:オールレディース競走レディース笹川杯
- 開催日:2021年4月22日(大会初日)
- 会場:ボートレース常滑
- レース:10R(15:36)
今回発表された懲戒処分の原因となったのは、2021年4月22日の常滑10Rで出口選手が起こした「モーターの設備不良による出遅れ(L)事故」でした。
ピットでの始動確認時にモーターが動かないトラブルが発生し、ピット検査員2人も手伝いましたが、モーターが始動することは無かったようです。
結果、出口選手は「出遅れ・返還欠場(選手責任)」という扱いになり、30日間(6月9日~7月8日)の休みが確定。
加えて、その節は「整備不良」による即刻帰郷となりました。
また、出口選手が1号艇に番組されていたこともあって、該当レースでの損失金は多大でした。
58,213,500円あった売上の内、87.8%にあたる51,091,500円が返還となったのです。
今回の処分によって欠場を余儀なくされたプレミアムG1
今回の処分によって、出口選手の出場が決定していた2つのPG1が欠場になります。
欠場を余儀なくされたPG1は、「第35回レディースチャンピオン(浜名湖)」・「第8回ヤングダービー(徳山)」の2節。
驚かされるのは、出場停止の発表をするタイミングがレディースチャンピオン開催の直前であったことです。
レディースチャンピオンの開催日は本日(2021年8月)4日からで、発表は開催2日前(8月2日)というタイミングでした。
急な発表に出口選手のファンは相当ショックを受けたのではないでしょうか?
いやはや、直前のレディースチャンピオン欠場発表には驚かされたな…
出口 舞有子(でぐち まあこ)選手について
- 登録番号:4901
- 生年月日:1992年12月11日
- 支部:愛知
- 出身地:愛知県
- 登録期:117期
- 級別:A2級
2015年11月に蒲郡でデビュー、2020年にA2へ昇格した人気・実力ともに急成長中の選手です。
差しを得意としており、2コース1着率は女子A1の平均値を上回ります。
最近は捲り・捲り差しでレースを制することも増えてきました。
スタート力に優れており、カドの3連対率も高い選手です。
また、趣味は海外旅行・映画鑑賞、好きな食べ物はチーズ・グレープフルーツ・レバーとのことです。
たった5年でA2に昇格とは…、今後が楽しみな選手だな!
まとめ:ペナルティーは実質3ヵ月の出場停止という重いものに…
4月22日、常滑の10Rで出口選手が起こした「設備不良」のトラブルは、「出遅れによる30日間の休み」に、「設備不良による2ヵ月の出場停止」が加わり、トータル3ヵ月間の大会出場禁止を強いるという、重いペナルティを自身に科す形となりました。
5,000万円もの損失が出たということを踏まえると、これくらいの処分は妥当なのかも知れません。
しかし、モーターの整備は基本的に選手が主体となって行うようですが、各会場の設備士さんと相談しながら行われます。
「レース直前まで始動確認を行っていなかったのか?」などの詳しい情報もメディアには上がってはいません。
出口選手が責任を問われるような落ち度があったのかは、すこし疑問が残りますね。
何にしろ、今回の処分では大きな大会の欠場を余儀なくされ、出口選手自身は相当悔しい想いをしていることでしょう。
復帰後は気を改めてもらって、これまで以上の活躍を魅せて頂きたいな…!
- ドント小東
- 競艇歴100年のファッションデザイナー☆降臨☆
【教えてやろう、競艇なんて簡単だ】
潤沢なノウハウ、金、富、そして金の全てを兼ね備えた貧乏ライターです
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