金子良昭選手が通算2500勝を達成! F2でもSTコンマ12/ボートレース尼崎
2021年6月16日、ボートレース尼崎で行われた一般競走の最終日2Rで逃げ、金子良昭(かねこ よしあき)選手が通算2500勝を達成しました。
F2のハンディキャップをはねのけた見事な勝利を飾っています。
この記事では、金子選手にまつわる情報や、記録を達成した該当レースがどのような展開だったかを紹介します!
目次
金子良昭選手の基本情報
- 登録番号:3156
- 生年月日:1964年10月29日
- 支部:静岡
- 出身地:静岡県
- 登録期:54期
- 級別:A2級
金子良昭(かねこ よしあき)選手は1984年5月にボートレース浜名湖でデビュー。
その6走目に初勝利を挙げてから約37年、延べ8949走目にして大記録に到達しました。
1992年12月の下関「開設38周年記念」でG1初優勝。
2014年4月には、からつPG1「第15回マスターズチャンピオン」を制すなどG1では3度の優勝を果しています。
SGでの優勝はまだありませんが、優出は4回しています。
センター・アウトコースの3連対率が高い選手です。
金子選手の武勇伝(?)
SG初優出を果した1994年のとこなめ「第41回ダービー」では、1号艇で出場しながら無念の落水失格を喫しました。
そのレース後に「同情するなら金をくれ!」と当時流行っていたドラマ「家なき子」の名台詞をそのまま引用するコメントが話題に。
これがきっかけとなり、それまで賞金を失っていたSG優勝戦での選手責任外の事故艇に手当が支給されるようになったと言われています。
金子選手のユニークの発言が競艇界の在り方を変えたんだな…(笑)
金子選手が2500勝を達成したレースはこちら!
- 大会名:新ライブ配信始動記念 ミリオンロードカップ
- 会場:ボートレース尼崎
- 日づけ:6月16日(最終日)
- レース:2R(11:04)
- 天候:雨
- 風向き:追い風
- 波高:0㎝
出走表は以下の通りです。
- 1号艇:金子良昭(A2)
- 2号艇:藤田竜弘(B1)
- 3号艇:上田洋平(A2)
- 4号艇:増田進(B1)
- 5号艇:秋田健太郎(B1)
- 6号艇:常盤海心(B2)
あと1勝すれば記録に届くという状態で、1号艇に番組されたレース。
金子選手は少なからず、プレッシャーを感じていたことでしょう。
天候は生憎の雨でした。
金子選手の背中を押すように強過ぎるくらいの追い風が吹いていましたが、波高は0㎝と水面は穏やかのようです。
進入は枠なりで、スタート隊形は123/456。
STがコンマ0秒台と速かったのは、3・6号艇。
対する金子選手のSTはコンマ12と大きな遅れは取っていません。
今節は既にF2で勝負駆けが難しい状態のなかで、大健闘のスタートと言えます。
そして、運命の1周目1Mでは無事に先マイ。
バック側で上位隊形は「1-2-3」の形に定まります。
1周目2Mで4号艇が転覆するアクシデントが起きたこともあり、上位3艇の隊形は変わらず、そのままゴール。
4R発売中には水神祭が行われ、静岡支部の後輩たちに手荒い祝福を受けると、8R発売中にセレモニーが行われました。
尼崎市からは記念品と(ご当地キャラ)センプル君人形が贈呈されたそうだ!
まとめ:2500勝の記録を持っているのは歴代でも30人だけ!
実は、通算2000勝を超える選手は引退した選手も含めて現在140名を超えていますが、2500勝はわずか30名しか達成していません。
そう聞くと、金子選手が達成したこの記録がどれだけの偉業かが分かるのではないでしょうか。
また、2021年6月現時点で、は愛知支部の鈴木幸夫(すずき ゆきお)選手が2480勝を超えており、2500勝まで間近となっています。
次なる歴史的瞬間を目撃するために、鈴木選手に注目してみるのはいかがでしょう!
金子選手の今後の活躍にも期待だな!
- ドント小東
- 競艇歴100年のファッションデザイナー☆降臨☆
【教えてやろう、競艇なんて簡単だ】
潤沢なノウハウ、金、富、そして金の全てを兼ね備えた貧乏ライターです
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