SG ボートレースオールスター2021 峰竜太選手が念願の優勝に涙!
ボートレースオールスターはファン投票によって出場選手が決まる夢の祭典。
今年は人気投票1位の峰竜太選手が優勝しました。
5年連続人気投票1位を獲得している峰選手ですが、実はオールスター制覇は今年が初めてでした。
優勝戦で繰り広げられた、涙なしには見られない感動のレースについてご紹介します。
目次
大会概要
- 大会名:SG 第48回ボートレースオールスター
- グレード:SG(最上級グレード)
- 開催地:ボートレース若松
- 開催日:2021年5月26日(火)~5月31日(日)
- 優勝賞金:3900万円
今年はナイター会場である、ボートレース若松での開催。
2021年度のオールスター初日は24日にも開催されましたが、生憎の悪天候によって中止・順延となり、開催日が1日ずつズレ込みました。
SGの中止・順延はなんと3年ぶりだったとか!
優勝戦について
最終日(5月31日)12R、運命の優勝戦。
このレースは非常に感動的でボートファンの胸を打つ、競艇界の歴史に残るレースとなりました。
この項目では、オールスター2021優勝戦の模様をご紹介します!
優勝戦出走メンバー
- 1号艇:峰竜太 選手
- 2号艇:白井英治 選手
- 3号艇:菊地孝平 選手
- 4号艇:佐藤翼 選手
- 5号艇:桐生順平 選手
- 6号艇:秋山直之 選手
1号艇はファン投票5年連続1位の峰竜太(みね りゅうた)選手。
予選はトップ通過。
予選最後のレース後の勝利者インタビューでは、以下のようにコメントしています。
絶対に1着を取るつもりでいきました。
インじゃなかったのでプレッシャーはあったけど、ペラをたたいて足の手応えがあったので、勝ちにこだわっていきました。
トップ通過が決まったので、念願のファン投票1位での優勝がイメージできて、もう泣きそうになりました。
オールスター初制覇へ向けた熱い意気込みを感じますね。
その後、準優勝戦も1着となり、無事に優出を決めました。
峰選手の今大会に対する意気込みの高さを感じさせるコメントだな!
2号艇の白井英治(しらい えいじ)選手は4年連続のオールスター優出。
前日の準優勝戦直後は、
ファンが選んでくれた大会なので当然、意識して強い気持ちで走ってる部分はある。
とコメントしていました。
3号艇の菊地孝平(きくち こうへい)選手は優勝戦メンバーの中で、唯一のオールスター優勝経験者。
4号艇の佐藤翼(さとう つばさ)選手はオールスター初出場にも関わらず、優勝戦進出を決めています。
5号艇の桐生順平(きりゅう じゅんぺい)選手は、今年に入って既に6回優勝という好調っぷり。
6号艇の秋山直之(あきやま なおゆき)選手はおよそ10年ぶりのSG優出となりました。
2~6号艇の選手も強者揃い。
峰選手は逃げ切れるのか不安だっただろう…
峰選手が意地を魅せた 魂の優勝戦
選手達がピットを離れ、SG優勝戦のファンファーレが鳴り響いた後、会場は数々の熱い声援が木霊していました。
スタートは枠なり。
STはスロー勢が3艇ともコンマ0秒台。
1マークで先マイしたのは1号艇峰選手。
そこからは峰選手の独走態勢となりました。
1周目バック側で他艇が平行に並んでこれから2着争いに突入するという頃には、峰選手は他艇よりも3艇身以上リードしていました。
その後、峰選手は先頭をぶっちぎりで走り続け、ゴール時には2着の4号艇佐藤選手と5艇身ほどの差をつけて1着。
オールスター2021は峰選手が圧巻の優勝を飾りました。
峰選手は最後の直線で、スピードを緩めぬままで観客席へ向けて何度もガッツポーズをしてみせています。
ゴール際の渾身のガッツポーズには峰選手の嬉しさが溢れていたな!
まとめ:優勝戦後は感動のあまり涙でコメントした峰選手
優勝戦を1着で走り抜けピットに戻った直後、峰選手は涙ながらに「今まで一番嬉しいかもしれません」とコメント。 (過去に4年人気投票数1位でありながらも優勝を逃し、ファンの期待に応えられずにいたことが、心苦しかったのかも知れませんね)
峰選手にとってオールスターとはどういった大会かと訊かれた際には、「ボートレースの全てだと思います」とも返答しています。
オールスター2021の優勝戦は、『応援してくれるファンの為にも絶対に優勝したい』という峰選手の強い気持ちが表われた、熱く感動的なレースでした。
峰選手からもらい泣きをしてしまった競艇ファンも多数いたことだろう…
- ドント小東
- 競艇歴100年のファッションデザイナー☆降臨☆
【教えてやろう、競艇なんて簡単だ】
潤沢なノウハウ、金、富、そして金の全てを兼ね備えた貧乏ライターです
峰はワシが育てた…