128期生最年少の神里琴音（かみざと ことね）選手がついにデビュー/芦屋

ボートレース128期生のなかで最年少（16歳）となる神里琴音（かみざと ことね）選手が、24日についにデビューを果たしました。

デビュー戦の結果は6着ながらも「無事完走」の目標達成！

デビュー戦の情報は以下の通りです。

• 大会名：BTS嘉麻オープン9周年記念
• 日時：5月24日（10：15～）
• レース：初日4R（進入固定）
• 場所：ボートレース芦屋
• 天候：雨
• 風向：向かい風
• 風速：3ｍ
• 波高：3㎝

天候はあいにくの雨。

風も波も少し強く、風向きも向かい風。

新人レーサーのデビューには少し厳しいシチュエーションでした。

前検日（23日）には、「スタートをしっかりと入れて、3周回ることに集中していきます」と、緊張気味に抱負を語っていましたが、無事に完走できることはできたのでしょうか？

デビュー戦の出走表は以下の通りです。

• 1号艇：今村暢孝 選手（A1）
• 2号艇：富永大一 選手（B1）
• 3号艇：山崎裕司 選手（A1）
• 4号艇：松下直也 選手（A2）
• 5号艇：重冨勇哉 選手（B1）
• 6号艇：神里琴音 選手（B2）

1・2号艇に同じ福岡支部の先輩が番組されていました。

スタートは枠なりで、神里選手のSTはコンマ28。

スタート事故せずに、無事スタート。

結果は、1号艇の今村選手が逃げ切り、1着。

神里選手は6着でしたが、無事に事故無く完走でき、ほっと胸をなでおろしたことでしょう。

この項目では、神里選手の同期である128期生について、少しご紹介します。

まず、128期のメンバーは以下の通りです。

128期の養成所リーグ戦で勝率1位を獲ったのはなんと女子レーサー！？

128期生たちで行われた養成所のリーグ戦で勝率が1位だったのは、女子の藤本紗弥香（ふじもと さやか）選手でした。

また、修了記念競走でみごと優勝したのが、飛田江己（とびた こうき）選手。

修了記念競走で優出したメンバーは、飛田選手を入れて、中野孝二（なかの こうじ）選手・遠藤圭吾（えんどう けいご）選手・大月遊雅（おおつき ゆうが）選手・米丸乃絵（よねまる のえ）選手の6名でした。

2021年5月現在、ボートレース養成所は132期・133期の入所希望者を応募している最中です。

その応募資格を見てみると、年齢制限は「15歳以上30歳未満」となっていました。

ボートレーサーは、中学校を卒業していれば「未経験からでもプロアスリートになれる」という夢のある職業として知られています。

しかし、身長は「175cm以下」・体重は「男子…49kg以上57kg以下/女子…44kg以上52kg以下」という身体的な制限もあります。

また、視力が「両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト・フェイキックIOL-有水晶体眼内レンズ-手術は不可)」必要で、強度の色弱であると応募資格を失います。

逆にいえば、それらの条件をクリアしてさえいれば、ボートレーサーになれるチャンスを得られるということのようです。

スポーツ選手として生涯食べていきたいという夢を持つ人にとって、ボートレーサーを志すことは、とても魅力的な話ではないでしょうか。

今後、このような点がもっと注目されるようになれば、将来有望なボートレーサーがデビューすることも増えるかも知れません。