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3月に引続きスタート事故による大量返金が相次ぐ (浜名湖・江戸川で同日大量返金)

3月に引続きスタート事故による大量返金が相次ぐ (浜名湖・江戸川で同日大量返金)

2021年4月10日、同日に2会場でフライングによる大量返金が発生しました。

浜名湖で行われたオールレディースであの守屋美穂選手がコンマ01秒のフライングを起こしました。

また、同日江戸川の一般競走では、第10Rで4艇がフライング。

いったい、原因は何だったのでしょうか?

この記事では、10日に2会場で起きたスタート事故についての詳細説明と原因の考察をしています。

目次

G3ALで守屋美穂選手がF&同日に一般レースで集団F

オールレディースHamaZoカップ特設サイトのトップ画面
オールレディースHamaZoカップ特設サイトのトップ画面

今年3月上旬、(G1全艇フライングを含めた)大幅な返金に繋がるスタート事故が相次いでいました。

そして、それから約1ヵ月が経った4月初旬。

同日に2つの会場でフライングによって大量返金となりました。

いったい何故でしょうか?

ALドリーム戦選出の守屋美穂がフライング/浜名湖

  • 大会名:オールレディースHamaZoカップ
  • 日時:4月10日(14:19)
  • レース:第7R(ブレイクタイム1800m)
  • 天候:晴れ
  • 風向:向かい風
  • 風速:4m
  • 波高:2㎝

2021年3月10日、ボートレース浜名湖で行われた「オールレディースHamaZoカップ」(3日目)

守屋美穂選手がコンマ01のフライング。

その他の5艇もコンマ0秒台という大熱戦でした。

【レース詳細】

  • 1号艇:A2 角ひとみ選手(広島支部)
  • 2号艇:B1 大石真央選手(静岡支部)
  • 3号艇:B1 森岡真希選手(岡山支部)
  • 4号艇:A1 守屋美穂選手(岡山支部)
  • 5号艇:B1 松瀬弘美選手(静岡支部)
  • 6号艇:B2 野田彩加選手(山口支部)

進入は枠なり。

天候は晴れでしたが、風速4mの強い向かい風が吹いていました。

【結果】

  • 1着:5枠 松瀬弘美選手
  • 2着:1枠 角ひとみ選手
  • 3着:2枠 大石真央選手
  • 4着:3枠 森岡真希選手
  • 5着:6枠 野田彩加選手
  • F:4枠 守屋美穂選手(F.01)

レースは5号艇松瀬選手が恵まれで1着という結果に。

守屋選手は5月30日まで行われる若松SGオールスター終了後、30日間のフライング休みに入ります。

対して、本レースの名称が「ブレイクタイム 1800m 」だったというのが、なかなかに皮肉が利いていますね。

ちなみに、守屋選手はオールスター初日ドリーム戦に選出されています。

守屋選手には気を取り直して、5月末のオールスターでもガンバッテ欲しいですね!

江戸川10Rで4艇集団フライング 売上の99%が返還!?

  • 大会名:外向発売所開設9周年記念 富士通フロンテック杯
  • 日時:2021年4月10日(15:33)
  • レース:第10R(予選特賞1800m)
  • 天候:晴
  • 風向:右横風
  • 風速:4m
  • 波高:5cm

同日、2021年4月10日にボートレース江戸川で行われた「江戸川ボート」(3日目)。

第10Rで4艇による集団フライングが発生しました。

【レース詳細】

  • 1号艇:A2 高山智至選手(滋賀支部)
  • 2号艇:B1 幸田智裕選手(静岡支部)
  • 3号艇:A1 吉田俊彦選手(兵庫支部)
  • 4号艇:B1 今坂晃広選手(静岡支部)
  • 5号艇:B1 庄司樹良々選手(東京支部)
  • 6号艇:A1 前田篤哉(愛知支部)

進入は枠なりでした。

こちらも天候は晴でしたが、4mの横風が吹いていました。

加えて、波高も5cmと水上は不安定な状態だったようです。

【結果】

  • 1着:6枠 前田篤哉選手
  • 2着:5枠 庄司樹良々選手
  • F:1枠 高山智至選手(F.02)
  • F:2枠 幸田智裕選手(F.04)
  • F:3枠 吉田俊彦選手(F.02)
  • F:4枠 今坂晃広選手(F.03)

1~4号艇の選手(高山智至選手、幸田智裕選手、吉田俊彦選手、今坂晃広選手)がフライングとなり、単勝・2連単以外の券種は結果不成立で全額返金に。

同レースの売り上げ2305万3500円のうち約99%にあたる2302万4700円が返還となりました。

レースは6号艇の前田篤哉選手が恵まれで1着となっています。

4艇のフライングにもなると、1レース分の売上がほぼ無くなってしまいます。

まとめ:フライングの原因は「春の季節風」か?

浜名湖も江戸川も、春は季節風によってレースが荒れやすい会場です。

風が強いとスタートが難しくなることから、ダッシュ勢は不利になるとも言われています。

守屋選手がFとなったレースは、4号艇とは言えどA1級選手が1人というシード番組でした。

スタートで勝負に出るのも無理もありません。

また江戸川においても、強風に加えて波高も高かったので、かなり水面は不安定な状態だったといえます。

今年(2021年)も4月に入り、強い季節風が吹く時期がやってきました。

これから様々な会場でスタート事故に限らずに、多種多様な形で大番狂わせが起こることが予想されます。

舟券を買う際は、「強風」に十分注意しましょう。


ドント小東
ドント小東
競艇歴100年のファッションデザイナー☆降臨☆
【教えてやろう、競艇なんて簡単だ】
潤沢なノウハウ、金、富、そして金の全てを兼ね備えた貧乏ライターです
峰はワシが育てた…

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