ボートレース平和島でコロナ感染判明！開催中のレース参加全選手がPCR検査を受け結果は陰性

4月8日、ボートレース平和島（平和島競艇場）で清掃業務に従事する関係者1名が新型コロナウイルスに感染が判明しました。

濃厚接触者の指定はなしでしたが開催のレース「BTS河辺開設26周年記念」参加全選手、感染者と接する機会があった関係者計108人にPCR検査を実施しました。

この結果により9日以降のレース開催可否を判断するとのことでしたが、9日朝、検査を受けた全員が陰性だったため、通常通りの開催となっています。

過去に新型コロナウイルスにより開催中止となったレースについて調べてみます。

宮島で選手のクラスター発生のため「第3回東京スポーツグループ杯」中止

2020年7月31日、ボートレース宮島（宮島競艇場）で新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が発生し、選手6名の感染が判明。

これにより濃厚接触者に指定された選手を検査した結果、新たに9名の感染が判明しました。

感染した選手を含む選手約50人は、レースのため選手宿舎に滞在し、練習を共にしていました。

これがきっかけに広まってしまったのかもしれませんね。

これを受けてボートレース宮島は、8月10日まで開催予定だった「第3回東京スポーツグループ杯」・場外販売を中止しました。

桐生で医療関係者感染のため「第53回サンケイスポーツ杯男女Ｗ優勝戦」が打ち切りに

2020年12月20日、ボートレース桐生（桐生競艇場）で競技棟医務室に勤務していた医療関係者が新型コロナウイルスに感染し、開催中だった「第53回サンケイスポーツ杯男女Ｗ優勝戦」が打ち切りとなりました。

参加選手感染のため「G1戸田プリムローズ」が打ち切りに

2021年1月29日、ボートレース戸田（戸田競艇場）で開催中の「開設63周年記念G1戸田プリムローズ」の参加選手1名が新型コロナウイルスの感染が判明したため、30日以降のレースは打ち切りとなりました。

つぎに、2021年1月から4月現在までのボートレース（競艇）選手・関係者のコロナ感染について見てみましょう。

ボートレース公式サイトのニュースで発表されていますよ。

• 【1月13日】選手1名が感染
• 【1月23日】江戸川のボート運搬等の作業に従事者1名が感染
• 【1月28日】平和島で日本モーターボート競走会の職員1名が感染
• 【1月29日】選手1名が感染
• 【1月30日】住之江の整備関係従事者1名が感染
• 【2月2日】平和島の清掃業務従事者2名が感染
• 【4月6日】選手1名が感染
• 【4月9日】平和島の清掃業務従事者1名が感染

感染してしまった方々は手指の消毒、マスク着用を徹底していたとのことですが、それでも防ぎきれないのが新型コロナウイルスです。

コロナの影響でのレースの中止は残念ですが、今後開催中止のレースが出てきても「仕方がない」という大きな心で見届けたいですね。