ボートピア(競艇場外発売場)ってどんな所?ボートレース場との違いって?施設内まで突撃!
ボートピア(競艇場外発売場)はモニターでのレース観戦に、ボートレース場と同じように舟券の購入・払戻ができる施設です。
近場にボートレース場がなくとも、ボートピアならあるという方は多いのではないでしょうか?
なんせボートピアは現在、全国で76箇所も存在するのです!
本記事では様々なボートピアの紹介や楽しみ方までお話します!
目次
ボートピア(競艇場外発売場)とは?
1986年8月にボートピア1号店として香川県丸亀市に「ボートピアまるがめ」が誕生しました。
その後ボートピアは全国各地に広がり、2021年2月現在、以下の通り全国76箇所に設置されています。
- 北海道エリア…1箇所
- 東北・北陸エリア…12箇所
- 関東・中部エリア…13箇所
- 近畿エリア…12箇所
- 中国エリア…9箇所
- 四国エリア…5箇所
- 九州エリア…24箇所
全国エリアに設置されていますが中でも九州に多いことがわかります。
「競艇(ボートレース)発祥の地」とされる長崎県のボートレース大村をはじめ、若松、芦屋、唐津など多くのボートレース場が存在するため、九州は競艇が盛んなエリアなんですよね!
「ボートピア」の由来は?
「ボートピア(Boatpier)」は競艇の元々の名称「モーターボート競走」の「ボート(boat)」と、埠頭を表す「ピア(pier)」をあわせた造語です。
音からはユートピア (utopia) を連想させています。
現在は「ボートレースチケットショップ(BTS)」に呼称を統一していますが競艇も呼び名が「ボートレース」と変更されたのに浸透しきれていないことを考えると、「ボートピア」という言葉がなくなることはなさそうですね。
ボートピアは設備が充実している?一体どんな所?
ボートピアでは舟券の購入・払戻はもちろん、食堂やコミュニティスペース、モニターでレース観戦ができる無料の一般席に、ゆったりとした空間でICカードを使った在席投票ができる有料席まで設けられている所があります。
在席投票では座ったまま投票ができるのはもちろん、的中した場合には払戻金が自動的にICカードに入金されます。
また、ボートレース場ではそのボートレース場で開催されるレースしか買えない場合がほとんどですが、ボートピアであれば様々なボートレース場のレースを購入することが可能です。
多くのレースを楽しみたい方はボートピアでの観戦を選ぶようです。
さらに!ボートピアは美味しいグルメが充実している所も多く、カップルやお友達同士での遊びスポットとしても人気を集めているのだとか!
もっと詳しく!人気施設代表「ボートピア梅田」を紹介!
読者の皆様にボートピアのイメージをさらに大きく膨らませてもらうため、大人気の「ボートピア梅田」の施設紹介をします!
なんとボートピア梅田は2016年度の売り上げが286億円と全国のボートピアでは最多売上を誇り、全国のボートレース場を含めても平和島・福岡に次ぐ3位にランクイン!
それでは詳しく見ていきましょう!
- 1階 : インフォメーション /JLCグッズ販売コーナー /うめぼー広場(イベントスペース) /カフェ「Win」
- 2~5階 : 一般投票フロア
- 6階 : B有料フロア(1000円)
- 7階 : A有料フロア(2000円) /グループシート(7000円) /少人数グループシート(4000・円)
- 8階 : 在席投票フロア(2500円)
- 9階 : ロイヤルシート(3000円) / ペアシート(5000円)
カフェ「Win」では焼きそばパンからパスタ、ガッツリとしたカレーまで様々なグルメを楽しめます!
今回は代表してボートピア梅田の紹介をさせてもらいましたが何となくボートピアの施設内のイメージは掴めたでしょうか?
全国のボートピアの詳しい情報については以下のURLからご確認頂けます!
5種類のボートピア(競艇場外発売場)の紹介!
ボートピアは立地、来客の交通手段を着眼点とすると「都市型ボートピア」と「郊外型ポートピア」として大きく2つに分類されます。
さらに細かく分類すると以下の5つです。
- 都市型ボートピア
- 郊外型ボートピア
- ミニボートピア
- オラレ
- 外向発売所
それでは詳しく紹介していきます!
都市型ボートピア(場外発売場)
鉄道駅、その他の公共交通機関からのアクセスによる来客を想定した「都市型ボートピア」。
繁華街や歓楽街など集客力の高い地区に設置される事例が多いです。
ただし、必ずしも繁華街等に設置されるとは限らず、公共交通機関による来客を想定する場合であれば都市型ボートピアに分類されます。
- ボートピア習志野(2020年6月閉鎖)
- ボートピア梅田
- ボートピア横浜 etc…
郊外型ボートピア(場外発売場)
自家用車による来客を想定し、大規模な駐車場が整備されている「郊外型ボートピア」。
以下のような立地である場合が多いです。
- 高速道路のインターチェンジ付近や幹線道路沿い
- 工業団地
- 空港周辺
- 人口密集地区からやや離れた場所
鉄道、その他の公共交通機関によるアクセスがない場合も多いですが、その場合は来客需要に応じてボートピア側が無料送迎バスなどを用意するのが一般的です。
- ボートピア岡部
- ボートピア勝山 etc…
ミニボートピア(小規模場外発売場)
窓口数が15口程度以下の小規模なボートピアは「ミニボートピア」と呼ばれています。
近隣に大都市が少ない地域で、来客需要に応じて過剰投資にならないようにするため小規模に収めています。
施設が小規模である点を除けば、従来のボートピアとほぼ同等です。
- ミニボートピア黒石(郊外型)
- ミニボートピア天文館(都市型)
オラレ
コミュニティースペースを併設したボートピア「オラレ」。
「オラレ」とはスペイン語で「さあ!(行こう)」「ハイ!(行くぞ)」という意味を表します。
オラレ は現在使われていない施設などを日本財団(BOAT RACE振興会)が1億円を上限に拠出して整備し、地域のコミュニティスペースなどとして再生して、その施設の一部に舟券売場の機能を持たせたもの。
公共施設として活用されることを前提としているため、所有・運営は自治体が行います。
2006年8月8日、佐賀県唐津市呼子町に「オラレ呼子」がオラレ1号店として誕生後拡大し、2021年2月現在、全国に11箇所設置されています。
外向発売所
ほとんどのボートレース場内で設けている、入場料を支払わずに利用ができる舟券発売払戻窓口「外向発売所」。
ほとんどの外向発売所は朝7時台から営業しており、仕事などの都合で入場観戦できない顧客に向けて早朝の通勤時間帯から舟券を発売することを目的として設置されています。
まとめ:近場のボートピア(競艇場外発売場)に行ってみよう!
近年はインターネットで自宅からも簡単に舟券の購入ができるようになっていますが、時にはこのような施設に足を運んでレース観戦を楽しんでみるのもいかがでしょうか?☆
エンターテイメントに溢れた場所なのでカップルやお友達同士でもお一人様でも行っても楽しめることでしょう。
ボートピアの数は全国76箇所と、ボートレース場の3倍あるので近場のボートピアをチェックしてみてください!
- にゃんた
- 料理が趣味のサラリーマンです。
稼げそうだと思い、競艇を始めました。
いつか仕事をせずに競艇で億万長者になれますように。
そのために日々勉強中。