「第67回ボートレースダービー」が2020年10月20日~25日に史上初のボートレース大村で開催決定!
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ボートレースの歴史の中で最も古く、格式のあるSGレース「ボートレースダービー」。
多くの方は、耳にしたことがあるかと思いますが、本記事では基本的な情報や舟券攻略などお得な情報を詳しく紹介していきます。
目次
そもそも「ボートレースダービー」って何!?
中には競艇を始めたばかりの方も見ていただいていると思うので、まずは「ボートレースダービー」について説明していきます!
![ボートレースダービー](img/thumb/01.png)
「ボートレースダービー」とは、「全日本選手権競走」とも呼ばれており、1953年11月に若松競艇場で開催されたレースで、競艇では最も古いレースになります。
SGやG1などのグレードレースが出来る前からあったということに驚きですよね。
ちなみに競馬でも「日本ダービー」という東京競馬場で開催される大きなレースがあるんですけど、その「日本ダービー」の次に古いんですよ。
つまり、この「ボートレースダービー」を制覇するということは、事実上競艇界のトップに君臨するといっても過言ではない大きなレースとだけ覚えといてください!
レースに出るための条件
これだけ格式が高いレースなので、当然レースに出場するための条件も厳しくなっています。
基本的には、去年の「ボートレースダービー」の上位の入賞者は優先され、出場していない競艇選手は、今季の勝利数と一定の出走数によって決められます。
全体の競艇選手が約1600名で、A級選手が約320人でその中から52人ですから、予選に出るだけでもどれだけハードルが高いか分かりますよね。
それでは、どんな条件があるのか詳しく見ていきましょう!
優先される出場条件
- 前年度ボートレースダービー優勝者
- 同年のボートレースメモリアル優勝者
- 前年度のボートレースグランプリ優勝戦6名の出場者
必須とされる出場条件
- 勝率が全競艇選手の中で上位。
- 開催年の後期がA級選手で、160走以上出走している選手。
※同率の場合は、着順点で判定されます。
優勝戦・準優勝の出場条件
- 優勝戦は、準優勝戦の上位6名(各準優勝戦2名ずつ)
- 準優勝戦は、4日間の得点の上位18名から選出
優勝獲得金額は全レースで2番目
これだけハードルが高くて大きなレースなんだから、さぞかし優勝獲得金額も高いんじゃないかなと思う方もいると思いますが、まさにその通り。
その額なんと3,900万円!!非常に高額ではありますが、それでも1番ではないんですよね。
では、どんなSGレースの優勝獲得金額が多いのかランキング形式で見ていきましょう!
SGレース優勝獲得金額ランキング
- 1位「ボートレースグランプリ」
優勝獲得金額1億円 - 2位「ボートレースダービー」
優勝獲得金額3,900万円 - 2位「ボートレース クラシック」
優勝獲得金額3,900万円 - 2位「ボートレース オールスター」
優勝獲得金額3,900万円 - 2位「ボートレース メモリアル」
優勝獲得金額3,900万円 - 6位「グランドチャンピオン」
優勝獲得金額3,900万円 - 6位「オーシャンカップ」
優勝獲得金額3,900万円 - 6位「チャレンジカップ」
優勝獲得金額3,900万円 - 9位「グランプリシリーズ」
優勝獲得金額1,600万円
「ボートレースダービー」を10年の優勝歴から分析
SGレースや他のレースもそうですが、過去のデータを分析してレースごとの傾向を見ていくのは、もはや競艇では基本中の基本!
では10年間でどんな選手がどの決まり手で、何回優勝しているのかランキング形式で紹介していきましょう!
「ボートレースダービー」優勝者ランキング
- 1位 瓜生 正義選手 優勝回数3回
- 2位 守田 俊介選手 優勝回数2回
- 3位 毒島 誠選手 優勝回数1回
- 3位 池田 浩二選手 優勝回数1回
- 3位 丸岡 正典選手 優勝回数1回
- 3位 仲口 博崇選手 優勝回数1回
- 3位 深井 真二選手 優勝回数1回
決まり手ランキング
- 1位 逃げ 7回
(2019 2018 2016 2015 2014 2013 2011) - 2位 差し 3回
(2017 2012 2010)
※以前は「まくり」や「まくり差し」も決まっていたが、2006年以降は決まり手なし。
史上初のボートレース大村の攻略ポイントは!?
![ボートレース大村](img/thumb/02.png)
今年の開催はボートレース大村で開催されるんですが、実は1952年(昭和27年)4月に施行を開始してから、初の「ボートレースダービー」ということで、なんだかワクワクしますよね!
1コースの1着率が全国トップのボートレース大村で、「ボートレースダービー」も近年1コースの「逃げ」が優勝する傾向があるため、1コースの「逃げ」を軸に!と思う方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
「ボートレース大村」には他にも重要な要素があり、そこを考えた上で舟券を買うのがベストなので、是非参考にしてみてください。
こういった情報の積み重ねが攻略のためのカギになりますからね。
それでは、「ボートレース大村」の攻略ポイントを確認していきましょう!
史上初のボートレース大村をどう攻略する!?
ボートレース大村は、「気圧が高くモーター燃焼効率が高い」「直線が短い」「スタートが決めづらくダッシュ勢が不利」などの要因で、1コース1着率が全国トップと言われています。
ただ、SG・G1などの実力が拮抗しているグレードレースは、他の競艇場と比べても1コースの平均1着率が62%と実はあんまり変わらなかったりするんですよね。
それでは、具体的にどういった所をポイントとして抑えた方が良いか紹介していきますね!
【ボートレース大村を攻略するための3つのすべし】
- ボートレース大村の公式サイトからエンジン通信簿をチェックすべし。
- 向かい風なら3~4コースに注目し、追い風・横風なら差しやまくりを注目すべし。
- 3連単は、近年5~6コースは絡んでないから、1~4コースを軸に賭けるべし。
今季の注目選手はこの選手だ!
![峰 竜太選手](img/thumb/05.png)
絶好調な選手が勢ぞろいするレースなため、誰に注目すれば良いか難しいですが、過去に「ボートレースダービー」を複数回優勝している「瓜生 正義選手」「守田 俊介選手」や今季獲得賞金金額ランキングトップの「峰 竜太選手」は本命として外せないかなと思います!
個人的には女性で唯一出場している「平高 奈菜選手」や数年連続トップヤングレーサーの「仲谷 颯仁選手」にもこのメンバーでどれだけ通用するか見物ですね。
ボートレース大村の視点から考察
![毒島 誠選手](img/thumb/06.png)
![原田 幸哉選手](img/thumb/07.png)
ボートレース大村の近年のSG・G1優勝歴で判断すると「毒島 誠選手」「原田 幸哉選手」はボートレース大村の優勝歴があり、2人とも「ボートレースダービー」の優勝歴もある選手なので、注目していきたいですね。
特に、「原田 幸哉選手」はボートレース大村がある長崎支部の競艇選手なので、優勝を期待する声も多そうです。
他にも、「赤坂 俊輔選手」「桑原 悠選手」も長崎支部なので、期待したいですね!
まとめ:史上初のボートレース大村で「ボートレースダービー」を楽しもう!
2020年10月20日~25日にボートレース大村で開催される「第67回ボートレースダービー」について紹介してきました!最後に今まで話したことを簡単にまとめていきます。
- イン逃げが中心のレース・ボートレース場なため、インを軸に考える。
- ボートレース大村や「ボートーレースダービー」の優勝歴を考慮して考える。
- 事前にエンジン通信簿や当日の天候を公式サイトでチェックしておく。
上記のポイントを意識した上で、年に1度の「ボートーレースダービー」をおもいっきり楽しみましょうね!