【競艇・ボートレース】ゴールデンレーサーとは?獲得選手一覧や条件、新設されたドリーム戦について解説!
ボートレース振興会は3月24日、「ゴールデンレーサー」の称号を持つレーサーが集うドリーム戦を創設することを発表しました!
そもそもゴールデンレーサーとはなんでしょうか?
ボートレースファンであれば聞いたことある単語かもしれませんが、獲得条件や獲得選手について詳しく知っているという方はあまり多くはないでしょう。
実はゴールデンレーサーは、12選手しか持っていない非常にハイレベルな称号なんです!
そこで今回は、ゴールデンレーサーの条件や獲得選手一覧、新設されたドリーム戦について解説していきます!
目次
新たにゴールデンレーサードリーム戦が創設!
ボートレース振興会は3月24日、「ゴールデンレーサー」の称号を持つレーサーが集うドリーム戦を創設することを発表しました!
一定の条件を満たしたレーサーにのみ贈られるゴールデンレーサーの称号、称号が与えられる条件はあらためて説明するとして、まずはゴールデンレーサードリーム戦が開催される条件を見ていきましょう!
- ゴールデンレーサーが6名出場する周年競争
- ゴールデンレーサー6名のうち、いずれかが地元選手
上記2つの条件が揃った場合にのみ、開催初日12Rでゴールデンレーサードリーム戦が開催されます!
年間で1,2回程度開催する予定となっており、早ければ2023年10月のびわこ大賞で初開催される予定です。
SGでも活躍しているトップレーサーが集うレース、初日から超ハイレベルなレースが見られるのは嬉しいですね!
出場者には金の副賞が贈呈される
ゴールデンレーサードリーム戦出場者には副賞として金が贈呈される予定です。
1着なら金40グラム、2~6着でも金20グラムが贈呈されます!
出場しただけで金が貰えるのは確定・・・。
選手にとっても嬉しすぎるお話ですね!
ゴールデンレーサーになるほどの活躍をしている選手から見れば、これくらいの金はお小遣い程度かもしれませんがw
ちなみに2023年3月末時点の金の価格は1グラム9,265円だ! 1着であれば約37万円分の金ゲット。 羨ましい限りだ・・・!
そもそもゴールデンレーサーとは?獲得条件は?
ゴールデンレーサーとは、過去のグレードレースで優秀な成績を収めた選手に与えられる表彰の一つです!
ゴールデンレーサー賞の称号は以下の基準を満たす選手に与えられます。
- ボートレース振興会会長賞メダルを24個以上授与されている
- 「GRANDE5」競走優勝戦の3着以内に贈られるメダルを3枚以上授与されている
- ゴールデンレーサーとして適切な品格を保ち、他の模範となる選手
また、ボートレース振興会会長賞メダルは以下の基準を満たすと授与されます。
- 「GRANDE5」競走優勝戦出場
- グランドチャンピオン・オーシャンカップ・チャレンジカップ優勝戦出場
- マスターズ優勝戦出場
- 周年記念競走優勝戦出場
簡単に言えば、SG・G1の優勝戦に24回以上出場し、その中でも特に格式の高い「GRANDE5」の優勝戦で3着以内を3回以上達成していることが授与の条件。
長年安定した実力を保持し続けている選手でなければ保持することができない超難しい条件の称号となっています!
実際に、現時点でゴールデンレーサーの称号を得ている選手は12名しか存在しません。
受賞者には記念品として、「ラペルピン」や「盾」などが授与されます。
2023年3月現在でゴールデンレーサーの称号を持つ選手一覧
- 白井英治選手(80期/山口)
- 峰竜太選手(95期/佐賀)
- 菊地孝平選手(82期/静岡)
- 井口佳典選手(85期/三重)
- 桐生順平選手(100期/埼玉)
- 瓜生正義選手(76期/福岡)
- 毒島誠選手(92期/群馬)
- 平本真之選手(96期/愛知)
- 茅原悠紀選手(99期/岡山)
- 石野貴之選手(90期/大阪)
- 馬場貴也選手(93期/滋賀)
- 篠崎元志選手(96期/福岡)
SG常連のそうそうたるメンバーだな。 メンバーだけみてもすごい賞だと分かる。
ゴールデンレーサーまでリーチの選手
- 松井繁選手(64期/大阪)
- 新田雄史選手(96期/三重)
- 山口剛選手(91期/広島)
- 池田浩二選手(81期/愛知)
実はゴールデンレーサーの基準となるメダル授与が行われるようになったのが2014年度からであるため、それより前から活躍し続けていた松井繁選手は惜しくも獲得には至っていません!
松井繫選手、新田雄史選手、山口剛選手は「GRANDE5」の優勝戦3着以内で貰えるメダルひとつを手にすればゴールデンレーサー獲得条件を満たすところまで来ています。
実力的にもゴールデンレーサー獲得は時間の問題でしょうね!
フライングなどでゴールデンレーサーの称号が停止されることも
ゴールデンレーサーは他の選手の模範でなければなりません。
そのため、ボートレース振興会はゴールデンレーサードリーム戦創設に合わせて、ゴールデンレーサー名称使用の停止条件も追加しました。
その内容は以下の通りです。
- SG競走の優勝戦で、レーサー責任によるスタート事故を起こした場合
- ゴールデンレーサーとして適切な品格が保たれていないと判断した場合
新たにフライングなどによる名称使用の停止が追加されました。
近年グレードレースでのフライングが増えつつあるため、このような条件が追加されたのかもしれませんね。
同時期には日本モーターボートレース競走会がフライングに対する罰則を強化するという発表もしています。
施工者、ファンどちらにも嬉しくないフライングを本気で減らそうとしているのが分かります!
ちなみに一度ゴールデンレーサーの称号が停止された場合、一定期間経過し、解除が適当と判断されなければ名称使用は復活されません。
まとめ:ゴールデンレーサーによる超ハイレベルなレースに注目!次にゴールデンレーサーになる選手は誰だ!
今回は、ゴールデンレーサーの条件や獲得選手一覧、新設されたドリーム戦について解説しました。
ゴールデンレーサーは獲得条件が非常に厳しく、SGなどの大きな大会で活躍を見せる選手しか得ることができない特別な称号です。
実際に現在は12名しか持っていない貴重な称号、次にゲットする選手は果たして誰になるでしょうか!?
また、今回新設されたゴールデンレーサードリーム戦はトップ中のトップが集う超ハイレベルなレースです!
初日から盛り上がること間違い無しなので、開催される際は必見です!
- しょーへい
- 小さいときからスポーツが大好きで、競艇の競技性に惹かれ競艇をやるようになりました。
人間味のある選手が好きで、そんな選手は人気じゃないときもついつい応援舟券を買っちゃいます。
趣味はもちろんスポーツです。