競艇予想サイト「JAPAN BOAT RACE SALON（ジャパンボートレースサロン）」はかなり怪しいサイト！？

• サイト名：JAPAN BOAT RACE SALON（ジャパンボートレースサロン）
• URL：https://jp-brs.com
• 販売者：JBRS運営部
• 住所：東京都中央区日本橋本石町4丁目5-8京央会館
• 責任者：野中 弘
• 電話：050-6861-1824
• メール：info@jp-brs.com
• 支払方法：銀行振込・クレジットカード
• IPアドレス：54.199.255.224

所在地の住所を調べてみたところ、多くの競艇予想サイトの運営会社が利用しているような「バーチャルオフィス」ではありませんでした。

同じ住所を所在地として公表している競艇予想サイトなども見つかりません。

該当住所に佇むのは「京央会館」という、3階建てRC造ビル。

入口の脇には郵便受けが8つ並んでいたことから、1フロアごとに2つ以上スペースが区分けされていることが推測されます。

建物の規模からも推測できる通り、お世辞にも広いオフィスを借りているとは言えなそうです。

ジャパンボートレースサロンは会員に階級制度が設けられており、「スタンダード会員」と「エグゼクティブ会員」に分かれています。

「スタンダード会員」は、サイトに登録すると無条件でなれます。

「エグゼクティブ会員」は、スタンダード会員よりも1ランク上の会員で、20,000円課金すると昇級できます。

特典として20,000円分のポイントがプレゼントされるので、実質無料で昇級できるとのことです。

また、エグゼクティブ会員になると有料プランの「ロイヤルプラン」・「エグゼクティブプラン」を購入できるようになる他、専属担当者が割り当てられるという2つの特典があります。

しかし、これらの2つの特典については、細かい説明がされていないので注意が必要です。

まず、「専属担当者」が「普通の担当者」の違いが明記されていません。

「専属」というからには、エグゼクティブ会員たちに別々の担当者が付くことを想像しますが、所在地のオフィスから推測するに、それほど多くの従業員を抱えているとは思えません。

エグゼクティブ会員の定員が何名かは不明ですが、片手で数えられるほどの人数しか募集していないということも無いでしょう。

さらに専属担当者という単語からでは予想師を指すのか、ユーザーへのセールスや質疑応答を行うオペレーターを指すのかも判別できませんね。

セールスポイントが決定打に欠ける、いまいちパッとしない特典となっています。

これはスタンダード会員からエグゼクティブ会員になるメリット・デメリットを隠しているのと同義であり、あまり褒められた行為ではありません。

エグゼクティブ会員に昇級すると20,000円分のポイントをプレゼントされますが、例えば「ロイヤル」と「エグゼクティブ」、この両プランの価格が仮に10万円以上に設定されていた場合、ユーザーは最低でもあと8万円の課金をしなければそれらを買うことすら出来ません。

付与されたポイントだけで限定プランを買えると信じていた人たちは、更なる課金を要求される形となり、裏切られた気分に陥ることでしょう。

ジャパンボートレースサロンが「予想が当たる根拠」として挙げているのは、『業界最強の実力派予想師3名との契約を実現している』ことです。

その3名の予想師は

• 岩本憲一
• 田村鉄兵
• 山村勝春

という方々なのだそうです。

非会員ページには少年漫画風の作画で描かれた各3名のイラストと、競艇とはかけ離れた内容も含む冗長的なプロフィールが載っています。

3名ともGoogle検索でウィキペディアのページがヒットするようなこともなく、別段ネームバリュー有る人物というわけでは無いようです。

仮名を使っているだけで競艇予想の業界ではかなりの有名人であるという線も考えられますが、特定されることを恐れて仮名を使っていることと、自身の生い立ちを含む細かいプロフィールを記載するという行為には矛盾があるように思えます。

わざわざプロフィールを長々と書き連ねているのは、『架空の人物にリアリティーを少しでも持たせようとしているから』という見方が自然でしょう。

また、このような人物像を作り上げる必要性を感じているということは、『まったく無名の素人が予想を立てていることを誤魔化そうとしているのではないか』という疑いも出てきます。