「競艇クラシック」は特徴や魅力がなく中身がスカスカの競艇予想サイト！？

登録はメールアドレス・LINEアカウントとの紐付けから可能です。

非会員ページには、新参サイトであるのにも拘（かか）わらず好感的な口コミが並べられていますが、十中八九（じゅっちゅうはっく）で自作自演なので参考にしてはいけません。

「お客様満足度91.7％」という表記もありますが、オープン当初から掲げられても説得力がありませんね。

「競艇クラシック」の予想一覧

競艇クラシックに常設されている有料予想は全5種類。

内2つは価格が10万円を超える高額プランです。

新規登録者は、高額プランをまず購入しません。

それもそうです。

儲かることも確信できないサイトに10万円もポンと支払うことは、どれだけ予算に余裕があろうとも中々（なかなか）出来ることではありません。

また、予想を当てることができない悪質予想サイトの場合、ユーザーは低額プランを買った時点で実力が無いことを把握できるため、やはり高額プランは誰も手を伸ばしません。

誰も購入しないにも拘（かか）わらず、多くの悪質予想サイトは高額プランを用意しているのです。

その理由は幾つか考えられるのですが、その内の1つに「的中実績の捏造がしやすいから」というのがあります。

当然ではありますが、大前提として『誰も買わないプランは、誰も実際の買い目を把握できない』のです。

ですので、該当するプランでは『このレースが当たって高額配当が飛び出しました！』と言う「虚実の結果」を後付けできるのです。

つまり高額プランを用意すると、（全低額プランを購入された日があったとしても）的中実績上では「全プランが当たらなかった日」が出ることを回避できるのです。

もし仮に、捏造かどうかを試すために高額プランを含めた全プランを買い占めたユーザーが現れたとしても、『運が悪かった』だけで済まされるかも知れません。

むしろ、運営側にとっては『かなりの売り上げが出た』と喜ばしい出来事と捉えられることでしょう。

そもそも「100％捏造サイト」という烙印を押されて悪評が広まったとしても、悪質運営会社にとっては、サイトを閉鎖して新しいサイトを開設すれば良いだけの話なのです。

ご覧の通り、上記の説明はまったく具体的ではありません。

競艇予想サイトに今まで触れてこなかったライト層には、どういった意味なのかがサッパリ理解できないことでしょう。

他のサイトであれば、だいたい以下のような説明が続きます。

などなど。

あくまで一例ではありますが、大体はこんな感じとなります。

競艇クラシックの非会員ページは他サイトの比べると、全体的に訴求力に欠けているのです。

自社のセールスポイントであれば、自然と熱量のある説明となる筈（はず）です。

何故ここまで浅薄（せんぱく）な内容になるのでしょうか？

もしかすると、本当は3つの眼となる「記者とのコネクション」も、「独自のデータベース」も、「プロ予想師との契約」も、持ち合わせていないのかも知れません。

競艇クラシックの非会員ページは、多くのユーザーがざっと眺めただけで懐疑的になったことでしょう。

「競艇クラシック」は、競艇予想サイト「行列ができる競艇相談所」と何らかの繋がりがあると言われています。

というのも、両サイトに掲示されているトップ画像の素材が同じなのです。

繋がりのある「行列ができる競艇相談所」は個人情報を抜き取るために残されている？

「行列ができる競艇相談所」はサービスが完全に停止しており、事実上閉鎖されているサイトです。

毎日4つずつ公開されていた無料予想も、2021年5月28日から提供がストップしています。

また、一部ユーザーからの口コミによると「問い合わせしても返信が来ない」とのこと。

にも拘（かか）わらず、（2021年8月24日）現時点では非会員ページへのアクセス可能であり、会員登録も出来ます。

本来であれば運営は即刻非会員ページの公開を打ち止めるべきなのですが（サービス提供を受けられると思い込んで登録したユーザーを裏切ることになるため）、「行列ができる競艇相談所」は一向にそうしようとしません。

一部ユーザーからは『個人情報（メールアドレス）を収集するための手段として残しているのでは？』という邪推もされています。

悪質な運営会社の中には、アカウント情報を無許可で横流しをして、ユーザーの知らないうちに他サイトへ勝手に登録する所があります。

また、近年ではメールアドレスが犯罪に活用されることも珍しくありません。

個人情報を抜き取ることを目的とした「クレジットカード会社や運送会社を装った詐欺メール」などが横行しているのです。

防犯対策の観点からも、興味本位で「行列ができる競艇相談所」で新規登録することは推奨できません。

サービス停止中の「行列ができる競艇相談所」は実力がまあまあだった？

毎日競艇ナビでは各競艇予想サイトの過去2年の集計データが見られます。

そちらを確認してみたところ、「行列ができる競艇相談所」の2019年8月25日～2021年5月28日までの戦績は2176戦808勝で、的中率37.1％・回収率69.2％でした。

この無料予想の成績は、的中率・回収率ともに他サイトと比べても平均的な水準です。

決して悪い結果ではありません。

しかし、現にこのサイトはサービスを停止しています。

いったい何故なのでしょうか…？

幾（いく）つか仮説を立ててみました。

『行列ができる競艇相談所がサービス停止に追い込まれた理由』として想像できるのは、以下の3点になります。

• ①有料予想が無料予想並みの精度だった
• ②別のサイトの運営を始めた
• ③ユーザとの金銭トラブルを起こした

仮説①：有料予想が無料予想並みの精度だった

転じて言えば『有料予想のレベルが他サイトと比べて著しく低かった』ということです。 （無料予想の回収率が100％を満たさないため）

ユーザーは長く使うほど損失が増えていきます。

有料予想で求められる精度は無料予想よりも格段に高くなります。

少なくとも、コロガシ予想では的中率75％は欲しいところです。

回収率にしても、500％～1000％ほど無ければ誰も利用しなくなります。

いくら無料予想の成績が他サイトよりも良くても、有料予想が使えなければ客足は遠のくばかりです。

仮説②：別のサイトの運営を始めた

具体的に言うと『新サイトを開設したものの同時並行で運営するには人手が足りないため、予想提供などの業務を完全に新サイト側へシフトした』ということです。

悪質競艇予想サイトの運営会社は、新サイト開設と閉鎖をかなりの頻度で繰り返しています。

これは、新規登録者が試しに有料予想を購入することを期待しているためです。

実力の無いサイトは、有料予想をユーザーが繰り返し使えば儲からないサイトであると直ぐにバレるため、リピーターが付きません。

一定数のユーザーに実力の無さが露呈すると悪評も広まってしまい、増々（ますます）客足は遠ざかります。

そのため、予想が当てることのできない運営会社は、新規客を搔き集めるために何度も新サイトをオープンする他ないのです。

こういったサイトは新規ユーザーに課金をしてほしいがために初回限定プランが無かったり、登録特典のポイントで有料予想が買えなかったりします。

競艇クラシックもこの特徴と一致しており、登録特典として10,000円分のポイント（100pt）がプレゼントされるもの、100ptで購入できる有料プランは存在しません。

一番安いプランでも200ptするため、最低10,000円の課金をしなければ有料予想の精度を試すこともできないのです。

対して、行列ができる競艇相談所には、登録特典のポイントで購入可能である安価な有料予想も存在していました。

しかし、そちらは「朝一から売切れ扱いになっていた」や「購入ページでエラーが出た」といった目撃情報が挙がっています。

永続的にそうなっていたのかは分かりませんが、少なくとも安価なプランを売ろうとしなかった日は存在していたようです。

仮説③：ユーザとの金銭トラブルを起こした

悪質なセールス商法をしていれば、法に訴えるユーザーが現れるのは必然。

こういった金銭トラブルの発生を恐れて、予想サイトの運営会社は社名を明かそうとしません。

「特商法に基づく表記」で提示している情報も、ほとんどが秘匿性の高いものばかりです。

法人登録をしている住所にレンタルオフィスが多いのもこういった裏事情があります。

しかし、社名を伏せていたり、レンタルオフィスを借りている会社がみんな悪徳商法に走っているのかと言えば、必ずしもそういう訳（わけ）ではありません。

予想サイトに金銭トラブルは付き物ということかも知れませんね。

短い期間ではありますが、無料予想の結果を集計しました。

2021年8月18日（水）～8月22日（日）までの5日間の結果は以下の通りです。

5日間の戦績は10戦2勝で的中率20％・回収率92.7％でした。

2021年8月20日に提供された予想は2つとも的中しており、さらに片方は5,000円を超える中穴配当です。

しかしながら、この日以外は全て不的中。

的中率は良くありませんが、回収率はかなりの高水準という結果となりました。

競艇クラシックの無料予想は、「3連単10点」という制限を設けています。

買い目の傾向としては、狙いを3～5艇に絞って「本命（堅い舟券）」と「抑え（すこし冒険した舟券）」の両方を買っているという感じでしょうか。

「本命」よりも「抑え」の点数を余計に配分しており、傾向として穴党の買い方に近い印象です。

1号艇を買っていない予想も見受けられるので、自ら進んで荒れそうなレースを選択しているようです。

的中率の確保を視野に入れている様子はありません。

こうなると肝心なのは、この先1ヵ月・2ヵ月…1年と長いスパンで見た時、しっかりと高い回収率をキープできているのかという点です。

もしも、1ヵ月以上の長いスパンで見た時に、今の回収率をキープ出来ているのであれば、有料予想に期待を持っても良いかも知れません。

しかし、有料予想の購入へ踏み切るときに留意して欲（ほ）しいのは、（ほとんどの有料予想はコロガシになるので）『的中率が非常に重要になる』という点です。

先述している通り、競艇クラシックの無料予想は（2021年8月現在）的中率が高くありません。

有料予想の（買い目の）傾向が、無料予想と相違なさそうであれば、2度目の購入は控えた方が賢明でしょう。

「競艇クラシック」は競艇予想サイトとしての体裁を取り繕っただけのハリボテのようなサイトです。

非会員ページのデザインは控えめで地味。

セールスポイントを説明する文章も簡易化され過ぎていて不親切。

特筆すべき点が何一つなく、訴求力のない空疎なサイトでした。

サイト名にしても、SGである「ボートレースクラシック」と名前が被っているので、Googleなどで検索上位に浮上することも期待できません。

そうなると、ユーザー側はマイナーサイトであると見做（みな）して信用度を下げます。

さらに検索エンジンに引っかかり難いと、サイトの知名度も上がり難くなります。

「競艇クラシック」というサイト名を付けている時点で、運営からマーケティング戦略のやる気を感じさせないのです。

もしかすると、各検証サイトが悪質認定することを見越して、わざとそういった記事を検索上位に出てこさせないようにしているのかも知れません。

しかし、どちらにしても「埋もれて消えゆく運命にあるサイト」であることには間違いなさそうです。