2024年12月17日からボートレース住之江で開催のSG「第39回グランプリ」出走選手決定!ルールや優勝賞金も解説!
SG「チャレンジカップ」も無事に閉幕したということで、ボートレース最大のレースであるSG「グランプリ」も出走選手が決定!
今回はグランプリに出走する選手をまとめて紹介しつつ、グランプリの出走条件やルールについて詳しく解説していきます。
通常のレースのように予選→準優勝戦→優勝戦とはならないグランプリ・・・果たしてどのようなルールのレースになっているのか気になりますね!
併せて女子Gグランプリと呼ばれることもあるPG1「クイーンズクライマックス」についても、出走選手やルールについて詳しく紹介していきます。
目次
2024年12月17日開催SG「第39回グランプリ」出場選手決定!獲得賞金ランキングで紹介!
2024年もSG「チャレンジカップ」が無事に閉幕したということで、年末最大のイベントSG「グランプリ」の出走選手が決定しました!
2024年12月17日からボートレース住之江で開催されるSG「第39回グランプリ」ですが、獲得賞金ランキングによって出走選手が決まるのでご紹介しましょう。
順位 | 選手名 | 支部 | 獲得賞金額 |
---|---|---|---|
1位 | 馬場貴也 | 滋賀 | 150,114,833円 |
2位 | 毒島誠 | 群馬 | 127,700,033円 |
3位 | 桐生順平 | 埼玉 | 119,572,333円 |
4位 | 茅原悠紀 | 岡山 | 109,653,333円 |
5位 | 峰竜太 | 佐賀 | 104,038,333円 |
6位 | 池田浩二 | 愛知 | 102,475,000円 |
7位 | 菊地孝平 | 静岡 | 101,863,000円 |
8位 | 平本真之 | 愛知 | 101,475,466円 |
9位 | 宮地元輝 | 佐賀 | 95,915,333円 |
10位 | 土屋智則 | 群馬 | 95,881,333円 |
11位 | 定松勇樹 | 佐賀 | 95,475,000円 |
12位 | 関浩哉 | 群馬 | 93,076,760円 |
13位 | 河合祐樹 | 静岡 | 85,527,000円 |
14位 | 松井繫 | 大阪 | 84,177,000円 |
15位 | 西山貴浩 | 福岡 | 80,604,333円 |
16位 | 佐藤翼 | 埼玉 | 79,704,000円 |
17位 | 瓜生正義 | 福岡 | 77,171,999円 |
18位 | 上條暢嵩 | 大阪 | 75,012,000円 |
グランプリには獲得賞金ランキング上位18名が出走するということで、上記の18人が出走することとなりました。
ボートレースで名前をよく見かけるベテランから、最近になってSGに出走するようになった新人まで幅広く出場するのが2024年のグランプリの特徴ですね。
今年は20代の定松勇樹が出走するので平均年齢が下がって見えるな
グランプリの出場条件やルールは?複雑すぎるレース体形を紹介!
グランプリは獲得賞金ランキング上位18名が出場するSGだと紹介しましたが、ここではより詳しい出場条件について解説していきましょう。
またグランプリは他のSGや通常のレースとは一味違ったレース体形をしていますので、グランプリ独自のルールについても解説します。
レース自体はいつものレースと同じルールだが、予選→準優勝戦→優勝戦という流れにはならないぞ
出場条件は?
出場条件
- 当年1月1日からチャレンジカップ最終日までの獲得賞金ランキング上位18位までが選出
- 獲得賞金ランキング19位~60位の42人はグランプリシリーズに選出
選出除外条件
- 2年前のグランプリから開催年のチャレンジカップまでのSG優勝戦でスタート事故を起こした選手
- 1年前のグランプリから開催年のチャレンジカップまでのSG準優勝戦でスタート事故を起こした選手
- 負傷・病気により出場を辞退した選手
- 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手
グランプリの出場条件と選出除外条件は上記のようになっていますが、気になるのがF休み!
通常のレースではF休みが前検日を含む開催期間に重なると出場できないのですが、なんとグランプリは特例として出走可能!
ちなみに同時開催のSG「グランプリシリーズ」では、通常通りF休み中の選手は出走できないので本当に特例なのですね。
今回はグランプリ本戦の方では選出除外にされた選手はいなかったな
ルールの確認!トライアル1stとトライアル2ndってなに?
- 初日・2日目:賞金ランキング7位 - 18位の12名で「トライアル1st」を行う。
- 3日目〜5日目:「トライアル1st」の上位6名に賞金ランキング1位〜6位の選手を加えた12名で「トライアル2nd」を行う。
- 最終日:「トライアル2nd」の得点率上位6名で「グランプリ優勝戦」を、下位6名は「順位決定戦」を行う。
グランプリは通常のレースとは一風変わったルールのレース体形をしていて、獲得賞金ランキング1位〜6位の選手と7位〜18位までの選手でレースのルールが変わってくるのが特徴です。
初日・2日目に行われる「トライアル1st」と3日目〜5日目に行われる「トライアル2nd」があり、まずは7位から18位の選手で予選にあたるトライアル1stが開催。
トライアル1stの得点率上位6名はトライアル2ndへ、下位6名はグランプリシリーズへと合流します。
トライアル1stで敗退した選手がグランプリシリーズで優勝するということもあり得るわけだな
トライアル2ndではトライアル1stの上位6名と、シード扱いの獲得賞金ランキング1〜6位の選手12名で各3レースの予選を行い、得点率上位の6名がグランプリ優勝戦へ、下位6名が順位決定戦に進出。
最終日10Rに順位決定戦、11Rにグランプリシリーズ優勝戦、12Rにグランプリ優勝戦が開催されます。
準優勝戦がないので、道中で勝利数を重ねられなかった選手が一発逆転するということはないぞ
グランプリの優勝賞金は1億1,000万円!GP優勝戦特典は翌年SGへの優先出場権と超豪華!
グランプリの優勝賞金は1億1,000万円とSGの中でも破格の高額で、選手たちも新人からベテランまでどんな選手もグランプリ優勝を願っていますね。
しかしグランプリの魅力は優勝賞金の高さだけでなく、優勝戦への出場選手全員に与えられる特典にもあります。
他のSGでは最大4,200万円の賞金なので、2倍以上も高額な計算になるな
グランプリ優勝戦に勝ち残った6名には、翌年のチャレンジカップとグランプリを除く全てのSGへの優先出場権が与えられるというから太っ腹!
チャレンジカップとグランプリも獲得賞金ランキングが出走条件になっているので、SGへ出場すればその分チャンスが増えるのでSGで活躍したい選手は喉から手が出るほど欲しい特典ですね。
この特典があるからグランプリの優勝戦に出走した選手は一躍有名になるのだな
女子のグランプリとも呼ばれる「クイーンズクライマックス」とは?
グランプリの出場条件には性別はないので、女子ボートレーサーもグランプリに出走することは可能です。
しかし現実問題、獲得賞金ランキングは男子ボートレーサーによって上位が独占されることが多く、グランプリに出走できた女子ボートレーサーは数えるほどです。
というわけで女子のグランプリとも呼ばれるPG1「クイーンズクライマックス」についても、詳しく紹介しておきましょう。
クイーンズクライマックスはPG1だが、年末の4日間に開催されるので注目度はグランプリ並だぞ!
クイーンズクライマックスも獲得賞金ランキングが出走条件!出場選手を紹介!
順位 | 選手名 | 支部 | 獲得賞金額 |
---|---|---|---|
1位 | 遠藤エミ | 滋賀 | 57,394,000円 |
2位 | 三浦永理 | 静岡 | 45,969,000円 |
3位 | 浜田亜理沙 | 埼玉 | 41,936,166円 |
4位 | 渡邉優美 | 福岡 | 39,381,866円 |
5位 | 細川裕子 | 愛知 | 34,48,999円 |
6位 | 平高奈菜 | 香川 | 34,391,500円 |
7位 | 平山智加 | 香川 | 33,630,866円 |
8位 | 西橋奈未 | 福井 | 32,884,000円 |
9位 | 宇野弥生 | 愛知 | 32,273,932円 |
10位 | 藤原菜希 | 東京 | 31,079,162円 |
11位 | 川野芽唯 | 福岡 | 30,831,982円 |
12位 | 海野ゆかり | 広島 | 29,892,000円 |
クイーンズクライマックスの出場条件もグランプリと同じで獲得賞金ランキングなので、2024年の出走者は上記の12名です。
ココで気づいた方はかなりの女子ボートレーサー好きだと思いますが、じつは女子獲得賞金ランキング6位の「守屋美穂」がいません。
なんと守屋美穂は5月に開催されたSG「ボートレースオールスター」の準優勝戦でフライングした罰則で、8月30日から6ヶ月間G1およびG2への斡旋除外に。
というわけで、PG1「クイーンズクライマックス」ではなく、G3「クイーンズクライマックスシリーズ」の方へ参戦しています。
守屋美穂はSGに1年間出走できないペナルティも受けているので、しばらくはグレードの高いレースで見ることはできないな
クイーンズクライマックスのルールは?グランプリとは少し違うレース体形
グランプリはトライアル1stとトライアル2ndに分かれていましたが、クイーンズクライマックスは出走選手が12人ということでグランプリとは少し違うレース体形になっています。
クイーンズクライマックスは6日開催のうち4日間を使うレースで、クイーンズクライマックスシリーズの3日目から合流する形になります。
クイーンズクライマックスシリーズは12月26日から開催されるが、クイーンズクライマックスは28日から開催されるぞ
初日〜3日目はトライアル競争として各選手1日1回出走、最終日は得点率上位6人は優勝戦に、下位6人は順位決定戦へと出走。
実質的にはグランプリのトライアル1stがないのと同じで、下位6人がクイーンズクライマックスシリーズへ出走ということにはならないことに注意ですね。
クイーンズクライマックスもグランプリと同じで準優勝戦がないので、一発逆転というのはないな
まとめ:2024年「第39回グランプリ」も開催間近!優勝賞金1億1,000万円を手にするのは誰だ!
今回は2024年12月17日からボートレース住之江で開催予定のSG「第39回グランプリ」の出走選手が決定したとのことで、出走選手やグランプリのルールを紹介してきました。
自分の贔屓の選手が出走する人もそうでない人も、グランプリのことを理解できたでしょうか?
ボートレース最大の優勝賞金1億1,000万円を手にする選手が一体だれになるのか、最終日まで注目していきたいですね!
ベテラン選手が順調に勝ち上がるのか、初出走の選手が勝ち上がっていくのか、気になるところだな
- ローレル
- 子供のころから大の車好きで、オートレースをやっていたが競艇の的中率を知って競艇に興味が出る。
夢は万舟券をたくさん当てて国産スポーツカーを買うこと。