雨が降ったら競艇は荒れる?中止になる?予想のコツや雨に強い選手は?雨の日のあれこれを解説
競艇に大きな影響を与える要素である天候、そのなかでも多いのはやはり雨。
水上の競技であるボートレースにおいて、雨の影響は少ないように見えて実は結構大きいもの。
例えば雨粒が選手の視界を制限したり、湿度が高くなることによってモーターの効率が落ちてしまったりなどです。
そんな要素が予想に与える影響や、雨天時に強い競艇選手などをこの記事では紹介していきます。
雨天時のレースで勝ちたい!コツを知りたい!という方はぜひ!
目次
競艇と雨の関係性について!ボートレースへの影響は?
年中開催されているボートレースですが、実は毎回同じような条件でレースを行えるわけではありません。
どの場も天井が開け放されたり海水などを使う都合上、どうしても天候や自然の影響を受けてしまうんです。
競艇に影響を及ぼすものは以下の通り。
- 潮の影響(海水を使う場の場合)
- 風の影響
- 雨の影響
これらの変化はある意味では競艇の魅力ともいえますが、予想を立てるという点では大きな変数になることも多々…。
雨が降ったらレースが荒れてしまった…なんてパターンもあったりする。
そうならないためにもある程度雨に対する対処法を覚えておこう。
今回はそんなレースに影響を与える要素の一つである「雨」について、どういう影響が与えられるのか、どう対処すれば良いのかなどお伝えしていきます!
雨天時はレースが中止になる?
一般的に考えると雨が降ったら中止になりそうなレース。
しかし実際はたとえ雨が降ったとしてもほとんどの場合そのままレースは行われます。
ではどういった場合にレースが中止になるのでしょうか?
- 台風
- 雪
- 雷雨による機械類の故障
レースが中止になるのはこれらの条件時。
雨単体でも豪雨レベルになると流石に中止になることもあるようですが、多少降っているというレベルの雨でレースが中止になる、というのはありません。
具体的にどのぐらいの雨量で中止になるかというのもオープンにされていないので、中止読みは少しむずかしいかもしれませんね。
ちなみにこれは風が強い場合も同様で、レース中止よりも先に安定板を使ってボートを安定させるという工程を踏みます。
そう考えるとボートレースが中止になるパターンはわりと少ないということが分かりますね。
レースが中止になるかどうか判断するのは運営側。
こちら側でどうこうと言えないのがなんとも歯がゆいところだな。
視界が悪くなる?モーターに影響アリ!?雨天時のレースへの影響について!
ボートレースにおいて雨が与える影響は2つ。
- 視界が悪くなる
- モータの調子が悪くなる
雨天時のレースで選手が受ける影響はこの2つ。
視界が悪くなったりモーターの調子に影響を与えたりと、雨天時の影響は地味なようで結構大きなもの。
それぞれ受ける細かい影響についても見ていきましょう。
この影響のなかでもモーターに与える影響が一番大きいだろう。
雨天時の視界影響について
まず視界面での影響として、ヘルメットに水滴がついたりなどで大時計が見にくくなるということが考えられます。
水上の競技なのである程度の撥水性はあるでしょうが、常に雨が振り続けている状況だとそれはまた別ですね。
もともと目があまり良くない選手だとこの影響はより大きいでしょう。
ボートレーサーにはちゃんと視力の制限が設けられてはいますが、加齢などによって視力は落ちていきます。
雨天時の影響はその差をより顕著にするでしょう。
そういった意味ではスタートが上手い選手を選ぶというのが雨天時では大切ですね。
もともとスタートが上手い選手は雨天時でもしっかりと良いスタートを決めることも多い。
スタート巧者を見極めることができればより上手い予想ができるだろう。
モーターへの影響について
競艇で使われるモーターは、燃料と空気をキャブレタによって気化させて推進力に変えます。
雨が降ると空気中の湿度が上がってしまうため、その分空気密度が低下。
そのためモーターのエネルギー変換効率は大きく下がり、モーターの出力は悪くなります。
エンジンの効率が下がると助走距離が短いインコースは不利になってしまいます。
逆に十分な助走距離を走れるアウトコースは有利に走ることができるでしょう。
とはいえ調整力の高い選手ならばこの雨天時の調整もうまいことできるので、調整力が高い選手を知っておくことも大切です。
雨天時は雨天時専用の調整などが必要になる場合も多い。
調整力が高い選手はその点で非常に有利と言える。
雨が降っていても風が穏やかなときは注意!?
雨天時、空気中の湿度が高くなるのでモーターの効率は落ちるもの…それ自体はその通りなのですが、実はひとつだけ気をつけなければならないことがあります。
それが「風が穏やかな時」。
風が凪いでいる際はスタートの修正がいらなくなるため、その分全員が安定したスタートを切ることができます。
そのためどのコースでもほぼ同時のスタートとなるため、コースで有利な1コースがそのまま有利にレースを進める展開になりやすいです。
なので雨天時であっても風があまりない場合は1コース不利になりにくい、ということは覚えておくと良いでしょう。
雨の時は1コースが弱い!と過信してしまうと思わぬところで足を掬われる可能性も…。
雨だけでなく風量にも気を使うことが予想上達のコツだな。
雨が多い競艇場はどこ!?年間降水量を見極めよう
- 大村競艇場
- 芦屋競艇場
- 下関競艇場
- 三国競艇場
一般的に雨が多いと言われている競艇場はこの4場で、他の競艇場と比べたときに雨のレースが多いとされています。
直前に天気予報を見ておくと、雨天なのかどうかの判断はしやすいでしょう。
もちろん場に直接遊びに行くのであればその手間はないのですが、テレボートなどで投票を行う場合は少し分かりにくい・意識しにくい要素といえます。
どの場でも雨は降るものだが、降水量が多い場は要注意だ!
雨天時は荒れる!?雨の日に予想をするならどうする?
当然雨が降ればレースは荒れがちになります。
それでは雨の日のレースを予想をするのであれば、どういう情報を予想に活かせば良いのでしょう?
例えばですが、雨天時には大きく以下の注意点が生まれます。
- 選手の経験年数を参考にする
- 雨天時に強いレーサーを選ぶ
要素としてはあまり大きく変わることはないのですが、経験年数が長い選手=雨天時の走行経験が多い選手とも考えられます。
選手の経験年数を参考にする
選手の経験年数は完全イコールではありませんが、調整のうまさや雨天時の走行経験に繋がりやすい情報です。
そのため雨天時は経験年数が長い選手の重要度が通常時よりも高いと考えておくと良いでしょう。
特に地元のベテラン選手は雨天時当地の走行経験が多いので、ある程度有利に走ることができます。
出走表で所属の支部、登録期と当地成績を気にしておくと参考にできるでしょう。
一概に選手歴が長いことが強い選手ということではないが、ひとまず級が高くて歴も長い選手はある程度信頼して良いだろう。
雨天時に強いレーサーを選ぶ
一番簡単なのは雨天時に強いレーサーを選ぶこと。
とはいえ雨天時に強いレーサーを見抜くのは結構至難の業です…。
雨天時走行のデータはかなり少ないので、一人で探そうとしてもなかなか見つからなかったというのが関の山。
最終的には自分でこの選手は雨の日でも勝ってくれるという選手を見抜く必要が出てくるでしょう。
それ以外にはボートレースファンのコミュニティなどに参加して雨天時に強いレーサーを聞いたりも良いかもしれませんね。
今だとネットでもSNSなどでボートレースのファンと交流を持てる。
そういった繋がりを大切にすると良いだろう。
ベテランを狙うのがコツ?雨天に強いレーサーは誰?
先述したように雨天時に強いレーサーを見抜くのはなかなか難しいもの…。
ボートレースを始めたての方などはそんなん分からんと思ってしまうかもしれません。
そんな方々に向け雨に強いレーサーを一部紹介していきます!
雨に強いベテラン選手!北川幸典選手!
- 登録番号:3054
- 生年月日:1963/01/12
- 身長:163cm
- 体重:57kg
- 血液型:A型
- 支部:広島
- 出身地:広島県
- 登録期:50期
- 級別:A2級
北川幸典選手は広島支部に所属するA2級選手。
雨に強い選手と聞くと良く名前があがるのがこの北川幸典選手です。
北川幸典選手は50期出身とかなりのベテランであり24場制覇を達成しています!
選手歴も長いので雨天時の走行経験も多く、レースでの実績から調整能力も確か。
雨天時に強いというのも納得の選手ですね!
最近は年もあって活躍は減ってきているが、一般戦では未だに強い選手だ。
雨の日に出走する予定があったら、ぜひ注目してみよう。
SG優勝多数!?原田幸哉選手!
- 登録番号:3779
- 生年月日:1975/10/24
- 身長:172cm
- 体重:54kg
- 血液型:B型
- 支部:長崎
- 出身地:愛知県
- 登録期:76期
- 級別:A1級
原田幸哉は長崎支部のA1級選手。
76期デビューであり選手歴も長いベテランの選手ですね。
この原田幸哉選手もまた雨の時に強い選手として有名です。
SGでも5回優勝を果たしたりと、その実績はまさに一線級。
雨が多いとされる大村競艇場でも勝率が高く、雨天時でもしっかりと勝利をあげることが出来る選手でしょう。
原田選手はSGなどの大レースでも活躍している選手だ。
雨天時でも変わらない実力を発揮できる原田選手の信頼度はかなり高い。
どうしても雨天時の予想が難しい場合は…
それでも雨の日の予想が難しい場合は、競艇予想サイトを使ってみるのも一つの手です!
荒れたレースに強い予想サイトを使ってみると自分で予想するよりもちゃんと稼ぐことができるでしょう!
荒れたレースに強い予想サイトといえば「舟王」があります。
舟王は的中率も高く、降水が多い場でも勝てている予想サイトです。
雨天時に挑むのならば、これらのサイトを使ってみると良いでしょう。
どの状況でも変わらない実力を発揮できるサイトはいざという時に頼ることができる。
覚えておくと良いだろう。
まとめ:雨天時のレースは難しいが予想できればレベルアップ!?
今回は雨に関するコラムということで雨天時の影響や対処方法など紹介をおこないました。
改めて雨天時はどうすれば良いのか分かったことをまとめてみましょう。
- 雨天時でもレースは中止にならない
- 雨天時はモーターへの影響が大きい
- 雨天時の予想は当地成績が高く調整能力が高い選手を選ぶ
うまく予想できれば雨の時こそ稼ぐこともできるでしょう。
雨だけでなく風にも注意してレース情報を見るようにしましょう!
- けーくん
- 競艇とゆかりのない長野出身。
東京に出てきてから競艇に出会ってドハマりしました。
普段よりの趣味はゲームで、Steamゲーを買い漁ってます!